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よんなな プロジェクト

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旬な茨城をご紹介 〜茅葺古民家で、絶品かき氷を堪能

目次

元茨城放送のレポーターとして、県内各地を2年間で800カ所以上を取材してきました、有働文子です。5年連続で魅力度最下位の茨城県ですが、私にとっては、キラキラ輝く宝石箱のような場所。コラムでは、茨城県民よりも茨城県を熟知した私が、茨城の旬な情報をどんどん発信していきます。ご期待ください。

 

■築二百年以上の茅葺古民家『穂積家住宅』

古くは万葉集にも「手綱の浜の歌」が詠まれ、茨城県北地域における国の行政機関が置かれるなど文化、歴史の中心地として栄えてきた高萩市。

紅葉の名所「花貫(はなぬき)渓谷」、日本の渚・百選に選ばれている「高戸小浜海岸」など風光明媚な自然が広がります。

そんな高萩市に佇む『穂積家住宅』。主屋、長屋門、前蔵、衣装蔵、庭園からなり、主屋は安永2年(1733年)建立と言われています。また、この主屋や1000坪の広さを持つ庭園は、江戸時代中期の豪農住宅を知る上で、貴重な文化遺産となっています。この主屋を利用し、7年前から毎年秋季に有名シェフとのコラボレストラン(カフェ)を開設していましたが、今年は夏季も期間限定のカフェ『高萩茶寮』がオープンしています。

 

 

 

 

 

 

■監修は、銀座「六雁(むつかり)」の総料理長 

監修である、秋山 能久 氏は、茨城県水戸市出身。高校卒業後に上京し、東京学芸大学の「割烹すずき」にて10年間修業を積みました。その後「月心居」にて精進料理の真髄に触れた後、2005年に銀座「六雁(むつかり)」の料理長に就任。フルフラットのオープンキッチンで“スーパー割烹”と称される唯一無二の和食を提案する「六雁」は、五感を研ぎ澄まされる全く新しい体験を提供する場として、世界の食通たちを唸らせています。いばらき大使・いばらき食のアンバサダーです。

 

■地元の食材を使った、絶品かき氷を堪能

現在のメインメニューは、かき氷。高萩市の「花貫(はなぬき)フルーツほおずき」や「ブルーベリー」「常陸大黒」といった地元特産品を使ったかき氷を提供しています。きめ細やかな氷は、銀座「六雁(むつかり)」の店舗で使用しているものと同じ機械を使用して削られたもの。きめ細やかな氷は、口の中ですっと溶け、あっという間に完食してしまいます。またかき氷には、練乳エスプーマをトッピング(プラス100円)出来、かき氷のシャリシャリ感と同時に練乳のフワフワ感も味わえます。現在一番人気は、「かき氷 いちご・ベリー高萩産フレッシュフルーツを添えて」とのこと。私・有働もいただきましたが、いちごソースと高萩産のフレッシュなブルーベリーがよく合うんです。

 

「かき氷 いちご・ベリー高萩産フレッシュフルーツを添えて」(800円)

 

「かき氷 抹茶あずき 高萩産花豆 常陸大黒を添えて」(850円)

 

「かき氷 ほうじ茶高萩産花貫フルーツほおずきソースを添えて」(850円)

 

 

■かき氷の他には、ロールケーキやソフトクリームも

かき氷以外にも、高萩ロール(600円)や高萩ソフトクリーム(ほおずきソース使用:350円)も提供しており、メニューもバラエティ豊か。コーヒーは、茨城県ひたちなか市に本社を置くコーヒー会社「SAZA COFFEE」のアイスコーヒーを飲むことが出来ます。その他、紅茶やオレンジジュースなどもあり、かき氷には、プラス200円でドリンクセットとして注文することが可能です。

 

※ほおづきは、8月半ば頃より提供予定

 

 

■夏休みには、ぜひご家族で『高萩茶寮』へ

期間中、「おさかなヨーヨー」や「スーパーボールすくいなど」子供向けのイベントも開催。レジ横では、高萩観光協会から提供を受けた地元商品の販売なども行っています。「これからお盆などの帰省時期なので、広々とした空間をご家族で、是非利用して欲しい」と『高萩茶寮』責任者の柴田隆行さんは話します。柴田さんの言葉通り、主屋は心地よい風が抜ける広々とした空間が広がります。また近くには、高萩の海水浴場もあり、併せての利用も促したいと考えています。現在、お客様は県内からの方がほとんどで、この日も地元の方がオープン前から、お店の前で待っているような状態でした。

 

 

 

 

 

■食事後は、静寂の空間をお散歩

食後は、敷地内を散歩するのがオススメ。前蔵、衣装蔵の他、農機具展示室で、昔使っていた農機具を実際に見ることができます。また、主屋の後ろには、竹林が広がっています。新緑の竹林の中をゆっくりと歩くだけで、日頃の喧騒を忘れることができます。秋のオープンは、10月6日から12月2日を予定しており、メニューは未定ですが、同じく秋山 能久 氏の監修を予定しているとのこと。自然豊な高萩市。季節ごとに表情を変えるので、秋の紅葉シーズンを前に、ぜひ夏の『穂積家住宅』も味わっていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

■高萩茶寮

住所:〒318-0004 茨城県高萩市上手綱2337−1

お車の場合:常磐自動車道「高萩IC」から約1分

営業時間:午前11時から午後4時(ラストオーダー:午後3時30分)

TEL:0293-24-9090(予約不可)※営業期間の営業日・時間内のみ対応

営業期間:7/21(土)〜9/2(日)*月曜定休

【参考】高萩茶寮 | 茅葺古民家『穂積家住宅』http://www.takahagi-saryo.com/

 

 

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「情景が目に浮かぶレポートからニュース読み、イベントMCなど、愛をこめてアナウンスします。」

アナウンサー紹介

大学卒業後、ケーブルテレビ大手j:comの社員として入社。地元大田区の情報番組「しぇいく.はんど~おおたの(笑)商店街~」では、松尾伴内のアシスタントMCを担当。また茨城放送の「スクーピーレポート」では、県内各地からの中継レポートを担当し、800か所以上を取材。お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、歌手・KATSUMIのアシスタントを務めた。現在は、関東を中心にTV・ラジオ・ナレーションの等を幅広く担当。去年のラグビーW杯では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当し、活躍の場を広げている。1児の母