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有働文子の茨城の旬を見つけた!!〜新米の季節到来!茨城の「米」をご紹介〜

目次

茨城放送のレポーターとして、県内各地を800カ所以上を取材してきました、有働文子です。毎年、魅力度最下位の茨城県ですが、私にとってキラキラ輝く宝石箱のような場所。

コラムでは、茨城県民よりも茨城県を熟知した私が、茨城の旬な情報発信をどんどんしていきます。実は、「野菜ソムリエ」の資格を持っている私。今回からは、茨城の美味しい農産物にスポットをあて、毎月ご紹介していきます。

 

今月ご紹介するのは、新米の季節到来!「米」です。

 

【関東一の米どころ、茨城県】

久慈川、那珂川、小貝川、鬼怒川、利根川などの水の潤いにあふれ、気候も温暖な茨城。その土地柄から、古くより稲作が盛んに行われてきました。長い歴史と豊かな風土が、おいしい「いばらきのお米」をつくりだしており、今は関東随一の米どころとなっています。

ツヤ、コシ、粘りの3拍子が揃った茨城県産コシヒカリは、県内で最も広く栽培されています。あきたこまちは、県内の早場米産地で主に栽培されており、8月中旬から収穫できるので、ひと足早く秋の味覚をお届けする美味しい新米としても人気があります。

【うちの田んぼを初公開!!】

今回は、うちの田んぼをご紹介します。栽培している品種は、コシヒカリとミルキークィーン。日本米の王様「コシヒカリ」。コシヒカリの特徴は、何と言ってもその美味しさです。炊き上がりの光沢を持った美しさ、強い粘りと香りなど美味しいお米の代名詞となっています。また、近年人気となっているのがミルキークィーン。もち米にすごく近く、粘りが強くもちもちした米がミルキークイーンの特徴です。お餅のような香りもします。食感はもちろん冷めても美味しい米として非常に有名です。

【米作りは、春の苗づくりからスタート】

米づくりは春の苗づくりから始まります。選り分けた種籾(たねもみ)を水に浸して発芽しやすい状態にし、その上から薄く土をかぶせてビニールハウスの中に並べ、日に当て温め、芽が出るのを待ちます。また、トラクターを使って田んぼを耕します。土を掘り起こして細かくして、肥料を撒きます。また、代かき(しろかき)といって、田んぼに水を張り、土をかき混ぜてから平らにします。水は、用水路から引いてきます。そして、5月には田植え。水を張った田んぼにお米の苗を植えていきます。田植機を使いますが、田んぼの隅の方は手で植えます。夏の間に、稲はすくすくと育ちます。生長を促進するよう肥料をやったり草を取り除いたりしながら、育てます。そして、秋になって田んぼが一面黄色く色づくといよいよ収穫です。コンバインを使って、刈り取っていきます。その後、穂先の籾(もみ)だけを取って、乾燥させ貯蔵し、ようやく出荷できます。刈り取り作業ですが、昔は手作業(カマのみ)で行っていたかと思うと、気が遠くなります。

【美しいお米の炊き方】

新米は、収穫して時間が経っていないので、乾燥の進み具合が若く、もともとの水分が多いのが特徴です。水分量を調節することが、美味しい炊きあがりのポイントになってきます。

 

①水加減を少なめにすること

炊飯器の通常目盛りの一ミリ下くらいにします。

 

②浸水時間を少なめにすること

新米の場合は、もともとの水分が多いので、基本通りに炊くと柔らかい炊きあがりになります。あえて浸水を短くしてあげることで、新米の食感を楽しめるようになります。

【おすすめレシピ:新米のTKG】

①新米を洗い、炊飯器で炊き上げる。

※その際、新米は水分を多く含むので、気持ち水の量は少なめに。

 

②ほかほかのご飯の上に、卵を割り入れ、お醤油をたらし、ノリを振りかける。

とてもシンプルな食べ方ですが、新米の味を楽しむためにも、私はこの食べ方がおススメです。卵を少し高級な卵にすると、素材本来の美味しさが際立ちます。

皆さんも、美味しい茨城の新米!是非、ご賞味ください。

引用:ポータルサイト茨城を食べよう

https://www.ibaraki-shokusai.net/

 

 

↓有働アナウンサーのプロフィールはこちら!

「情景が目に浮かぶレポートからニュース読み、イベントMCなど、愛をこめてアナウンスします。」

アナウンサー紹介

大学卒業後、ケーブルテレビ大手j:comの社員として入社。地元大田区の情報番組「しぇいく.はんど~おおたの(笑)商店街~」では、松尾伴内のアシスタントMCを担当。また茨城放送の「スクーピーレポート」では、県内各地からの中継レポートを担当し、800か所以上を取材。お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、歌手・KATSUMIのアシスタントを務めた。現在は、関東を中心にTV・ラジオ・ナレーションの等を幅広く担当。去年のラグビーW杯では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当し、活躍の場を広げている。1児の母