熊本県玉名郡南関町にあるホテルセキアに、昨年夏「ダンボールSL館」が新しくできました。
室内に入るとびっくり!ど迫力の大きなSLが目の前に!
なんと実物の大きさと同じように作られており、一番大きいこの「C62形蒸気機関車」は長さ22メートル、高さ4メートル、重さが3トンあり、部品はなんと3000個使われているそうです。
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よんなな プロジェクト
よんなな プロジェクト詳細
【熊本県】SLの世界をダンボールで再現!
目次
2020.02.12
ホテルの敷地にSL登場!
材料はすべてダンボール
この蒸気機関車、施設の名前のとおり、材料はダンボールなんです。
作られたのはダンボール工芸家の島英雄さん。設計士だった経験を生かして、退職後にこのSLの製作を始められたそうです。
C62形の製作期間は12か月。車輪の部分も細部まで丁寧に再現されています。
こちらは「D51形蒸気機関車」。
「デゴイチ」の愛称で親しまれ、1936年から1945年の間に1115両が製造されました。
D51のラストナンバーは1161で1944年に製造されました。それ後製造がなかったので、このダンボールで作られたD51形蒸気機関車のナンバー部分には「1162」とつけられたそうです。
長崎県南島原市の廃業となった青果市場と素麺の組合からダンボールを譲り受けて約4000個を使って作られたそうです。
子供が乗って楽しめるおもちゃも!
施設内には子供が実際に乗って楽しめるダンボールのおもちゃも置かれています。
ダンボール製の馬や、シーソー、家もありました!
ダンボールとは思えないほどしっかりとした作りで、子供たちも夢中になって遊んでいました。
施設内にはSLのほかにも、「1号機関車」も展示されています。
鉄道ファンのみならず、このSLの迫力には本当に驚かされます!
午前10時から午後5時まで、熊本県南関町ホテルセキアにて常時展示されていますので、ぜひこの迫力とエネルギーを体感してみてくださいね!
アナウンサー紹介
熊本県人吉市出身。NHK、熊本では昼前情報番組のMC、夕方ニュースキャスターを担当。現在は福岡県在住で、2人の年子育児中。コミュニティFM局でCMや行政情報を不定期に担当中。