2020.06.24
元西日本放送&テレビ愛知アナウンサーの菊池優です。
栃木県出身で「とちぎ未来大使」や「栃木市ふるさと大使」を務めています。
現在は名古屋在住で、東海地方を中心にフリーアナウンサーをしています。
今回は愛知県の伝統野菜の「かりもり」についてです。
みなさんは「かりもり」を知っていますか?
あいちの伝統野菜「かりもり」
愛知県は古くから野菜の栽培が盛んだったということで、35品種が「あいちの伝統野菜」と定義されました。
かりもりもこの伝統野菜の1つで、明治時代から作られてきたとされるつけ瓜の一種です。
可愛らしいこの名前の由来は一説によると、漬け物にした時の食感がカリッとしてしていて美味しく、ご飯がモリモリ食べられるからだといいます。
ウリということで見た目はツルンとしたアボカドのよう。
手に持ってみると片手いっぱいで持てるので、アボカドよりは大きいです。
夏が収穫の最盛期ですが、5月現在チラホラと名古屋市内のスーパーで見かけるようになったので買ってきました。
かりもりで浅漬けを作ろう!
かりもりは粕漬けにしたものが売られていますが、家庭で食べる場合は浅漬けにしたり炒め物や煮物にします。
今回はさっぱりと浅漬けにすることにしました。
皮をむいて半分に切ったところです。皮はとても薄いのでむいてもむかなくてもお好みで。
(きゅうりの皮のようだと思ってください)
種の部分をくりぬきます。
薄めに切りました。
あとは密閉できる袋に調味料と共に入れて30分以上漬けるだけです!
調味料はレシピサイトを参考に、醤油と酢、砂糖、酒、鷹の爪を入れています。
暑い季節のさっぱりした副菜に最適
1時間ほど漬け込んだ完成品です!
お酢が効いていてさっぱりといただけました。
かりもり自体はあっさりしているので、どちらかといえば食感を楽しみます。
名前の由来の通り、かりかりしていて歯触りが良いです。
これからの暑くなる季節は常備しておきたい副菜です。
愛知県以外だともしかしたら見かける機会は少ないかもしれませんが、見かけた際には1度手に取ってみてはいかがでしょうか?
古くから作られている「あいちの伝統野菜」を食べてみましょう!