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こんな牛肉食べたことない!岩手の「短角牛」って?

目次

短角牛とは?

こんにちは。
元岩手朝日テレビアナウンサーで現在も盛岡市在住の黒須聡瑛と申します。
何を隠そう、私は牛が大好きです!
黒須の思う生き物でかわいいランキング第1位です。
(もちろん食べる方も大好きです!)

そんな私がご紹介するのは、岩手県の代表的な牛「短角牛(赤べこ)」。
赤毛でくりくりとした可愛らしいお目目が特徴です。

「初めて聞いた!」という方も多いと思いますが、実は、とても貴重な牛なんです。
正式名称は「日本短角種」。
和牛の一種で、現在の国内に流通している割合は、わずか1%。
県のホームページによりますと(※)、
去年12月現在、全国での短角牛飼養頭数は約6200頭、
そのうち県内では50%ほどにあたる3840頭飼育されているそうです。
中でも、
久慈市の「いわて山形村短角牛」や岩泉町の「いわいずみ短角牛」などが有名です。

短角牛のおいしさに迫る

しかし!生産頭数は少ないからと言って侮ってはいけません。
一口食べれば新しい牛肉のおいしさに目覚めてしまいます!

短角牛の特徴は、赤みが多く、脂肪分が少ないこと。
噛めば噛むほど口の中でお肉のうまみが広がるんです!
程よくジューシーで、しっかりとお肉の味を楽しむことができます。

私は先日、短角牛100%のハンバーグをいただきました。

(盛岡市のレストラン・「パイオニアファーム」さんにて。)PIONEER FARM https://pioneer-ranch.jp/

中がフワフワ、ジューシーで最高でした。適度な脂なのでペロっと完食。

短角牛のルーツを辿る

さて、なぜ短角牛は赤身が多いのでしょうか?

それは育て方に秘密があるんです。
以前、取材で短角牛を飼育している酪農家にお話を伺ったことがあります。
その方によりますと、短角牛は多くが春から秋まで山の上で草を食べて過ごし、
冬に山から下りて牛舎で過ごす「夏山冬里方式」という方法で飼育されています。
(岩手県には通年で放牧している牧場もあります。)
自然の中でのびのびと過ごすため、ストレスが少なく、しっかりと体が鍛えられます。
この引き締まった肉質が旨味をぎゅっと濃縮し、
味わい深いお肉ができるのだそうです。

元々、短角牛の祖先は南部牛といって、
沿岸の特産物である塩や海産物を運んでいました。
その牛にアメリカのショートホーン種などを掛け合わせて改良されたのが短角牛です。
ですから、遺伝的にも丈夫で、厳しい自然条件の岩手県でも過ごせるのです。
非常に優秀な牛さんですよね♡

ちなみに、短角牛は可愛くておいしいだけではなく、皮も丈夫なんです!
そのお話はまた今度。

霜降り牛も良いけれど、お肉の旨味をしっかり楽しめる短角牛は
岩手県の飲食店で扱っています。
期間限定のメニューもありますのでご注意を。ぜひ食べにいらしてください。

 

【参考】
※日本短角種(いわてお国自自慢https://www.pref.iwate.jp/kensei/profile/1000655/1018314.html

 

 

 

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