冬なのにフルーツ狩り？！山形の雪中いちご狩り☆

2019.09.24

長野県出身、フリーアナウンサーの塩原桜（しおばら・よしの）です。

学生時代は東京で過ごし、前任地は山形、現在働く埼玉や夫の地元である神奈川など様々な土地に縁があります。

各地の良いところ、おもしろい場所、おいしい物など、どんどん紹介していきます！

 

今回ご紹介するのは冬なのにフルーツ狩り？！山形の雪中いちご狩り☆

■どこよりも早くオープン？寒河江の観光果樹園

山形県では雪が本格的に降り、あたりが白く染まるこの時期にオープンするのが寒河江市の観光果樹園です。

冬から春にかけて楽しめるいちご狩りが、ここ寒河江市では12月から楽しめます。

寒河江インターチェンジからほど近く、市内２つの園がオープンしていて、その時期のいちごの状態やお客さんの人数などでどちらかに案内されます。

真っ白な雪景色の中にハウスが見えてきたらいちご狩りの始まりです。

（ハウス内にはいちごの花も咲いています。白くて可憐！）

 

■30分間食べ放題♪

いちご狩りの料金は時期によって異なりますがルールは同じです。

開始から30分間、ハウス内にあるいちごならばどれをいくつ食べてもＯＫ！

園で売っている練乳を購入して味を変えながらたくさん食べている人もいました。

いちごだけなんてそんなにたくさん食べられないでしょう？と思う方もいるかもしれませんが……これが、たくさん食べられちゃうんです。

常時数種類のいちごが実っているため、飽きることなく食べ続けられます。

 

■色々な品種のいちごを食べ比べ！

寒河江市内のいちご園「いちごガーデン」と「ストロベリーファーム」ではとちおとめ、おいCベリー、もういっこ、やよいひめ、紅ほっぺなど常時数種類のイチゴが楽しめます。

 

とちおとめ　　現在、東日本のシェアNo.1の品種！

実が大きくて日持ちがよい

酸味が少なく甘味が強い

 

おいCベリー　果実は比較的大きく錐形

光沢のある濃い赤色で、香りがよくて糖度が高い

濃厚な味わいで高い栄養価を目指した品種

（ビタミンCの含有量は親のさちのかの約1.3倍とも）

 

もういっこ　　きれいな赤色で果肉はややかため

比較的大きく、1粒30g以上のものも多い

甘味と酸味のバランスがよい

1つ食べるともう1つ食べたくなることからこの名前が付けられたそうです

 

やよいひめ　　果皮は明るい赤色

果肉がかためで日持ちがよく、

甘味が強くて酸味とのバランスも良い

 

紅ほっぺ　　　粒が大きく鮮やかな紅色で果肉も赤くなる

糖度が平均12～13度

たっぷりの甘味の中に適度な酸味がある

 

これらの品種が食べられるということですが、園や時期によって品種は異なりますので、「どうしてもこれが食べたい」というときはお問い合わせくださいね＾＾

 

■友達、家族、恋人と楽しくいちご狩り

この日、私は山形でアナウンサーをしていたときの友人たちといちご狩り。

毎年ニュースでお伝えしていて、取材したこともあった雪中いちご狩りですが、自分がお客さんとしていくとほんとうに楽しいんです。

行く前までは買うよりも割高なのでは……？なんて疑っていたのですが、

あま～いいちごの香りの中で

「あっちの列は甘かったよ」

「○個食べた！」

「わたしはこの品種がすき」

と、色々話しながらいちごをもぐもぐ。

おいしいいちごがおなかいっぱい食べられて、友達とわいわいできて、楽しかったあ～～！

小さいお子さんが「１００個食べる！」と意気込みながら楽しそうにもいでいる姿を見かけました＾＾

 

■予約方法

寒河江市の雪中いちご狩りは電話かインターネットによる完全予約制です

道の駅寒河江チェリーランド内にあるさくらんぼ会館(寒河江市周年観光農業推進協議会)で、総合受付と案内をしています。（電話番号：0237-86-1811 ）

雪中いちご狩りの期間は例年12月下旬～3月下旬

3月下旬以降も6月上旬頃まで「いちご狩り」として楽しむことが出来ますが、いずれも生育状況などにより変更の可能性があります。

時間は10時～15時（最終入園14時30分）

 

いちごの育成具合と予約件数によって予約枠が埋まっていくため、なるべく早めの予約がおすすめです☆

 

雪国山形ならではの風景を楽しみながら、ひと味違う「雪中いちご狩り」で、家族や友達と冬の思い出作りをしてみてはいかがでしょうか？

 

 

 

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