2020.01.31
熱心な想いの詰まった『O'o.Tt』
徳島県生まれの「O’o.Tt」は、only one tasty timeの頭文字をとった日本製チョコレートブランドです。
ただ食べるのではなく『オンリーワンの特別な時間を過ごして頂く』為に作っているシェフの熱い想いがこもっています。
シェフの瀧倉修さんは、幼少期フランスで過ごした事もあり、チョコレートをこよなく愛し食べ歩いて研究・修行した末、2008年にO’o.Ttをオープンしました。催事以外は受注生産のみです。
店舗をもたない理由は「まだまだ勉強です」と答えて下さいました。
真っ赤なコックコートのように情熱的ですが、情熱は内に秘めていて謙虚な姿勢から親近感のもてる素敵な方です。
『和三盆』が繋ぐ日本しょこら
徳島県出身の瀧倉さんは、ルーツを大事にしたいと和三盆を使用しています。
竹糖の単一品種の『阿波和三糖』のみを使うこだわりです。
和三糖は、ただ甘みを出すのではなく素材を引き立ててくれるうえに後味も良くなります。
「素材それぞれを主役にすることが出来るんですよ」と笑顔で教えて下さいました。
O’o.Ttを立ち上げ10年経った時に『阿波雪しょこら』というブランドも作りました。
なんと今年サロン・デュ・ショコラにも初出店されています。
Raakaさんのお店での特別出店、おめでとうございます!
色も味も『JAPAN BLUE』
サロン・デュ・ショコラでは、オリジナルボックスを出しています。
4粒のボンボンショコラが入っています。
その中でも『食用藍』は、世界中のチョコレートを食べる私も見たことがありません。藍は染料のイメージですが食用もあります。
ですが食用藍は緑の為、ブルーにするには苦労されたそうです。
色だけではありません。
コーティングは徳島県の藍のチョコレート、中はゆず・すだち、エクアドル産チョコレート、藍茶と各所に藍。
「藍は、ポリフェノールがたっぷりで、スーパーフードを超える食材」だと教えて下さいました。
その他『ケール』『かぼちゃ』『トマト』も全て4層。
層からお料理のように味の変化を楽しめます。調和性をもたせるのも瀧倉さんのこだわりです。
チョコレートでもショコラでもなく『しょこら』
サロン・デュ・ショコラや公式サイトでの注文の他、
町田東急ツインズのバレンタイン・ホワイトデーフェアでは『りっぷJAMしょこら』
イクスピアリのバレンタインセレクションでは『苺フォンダン プティガトー』を出店しています。
これからも「新しいしょこらを作った時の喜びを、お客様と分かち合いです。一緒に作って行きたいです。」と話して下さいました。
日本で馴染みのある『チョコレート』ではなく、フランス語の『ショコラ』をあえてひらがなの『しょこら』で表現し続ける瀧倉さんに今後も注目ですね!
O’o.Tt http://www.oott.jp/