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よんなな プロジェクト

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有働文子の茨城の旬を見つけた!!〜収穫の秋!茨城の「ブロッコリー」をご紹介〜

目次

 

 

はじめに

茨城放送のレポーターとして、県内各地を800カ所以上を取材してきました、有働文子です。

毎年、魅力度最下位の茨城県ですが、私にとってキラキラ輝く宝石箱のような場所。コラムでは、茨城県を熟知した私が、茨城の旬な情報をどんどん発信していきます。

実は、「野菜ソムリエ」の資格を持っている私。茨城の美味しい農産物にスポットをあて、毎月ご紹介していきます。

今月ご紹介するのは、栄養価も高い!「ブロッコリー」です。

実は、キャベツの仲間?!ブロッコリー

ブロッコリーは、キャベツの仲間で、地中海沿岸が原産とされ、ローマ時代から、日常的に食べていたといわれています。

日本へは、明治時代になってカリフラワーと共に入ってきましたが、当時はあまり普及せず第二次大戦後になって栽培が本格化し、1980年代に急速に普及しました。

旬の時期は、11月頃から3月頃。国内でも収穫時期をずらしながら各地で栽培されているので、通年で安定して流通しています。茨城県では、県南、県西地域を中心に栽培が盛んです。

畑の雰囲気も、やはりキャベツ畑と似ていますよね…。

ご夫婦と1匹で営む「晴れ晴れファーム」

今回、お邪魔したのは、水戸市柳河町にある「西村智訓(とものり)」さんの畑。

以前は、茨城県でマスコミ関係の仕事をしていましたが、3年前に農作物を地元の直売所やスーパーマーケット・レストラン等に出荷する直売農家「晴れ晴れファーム」へと転身されました。奥様の美果絵さんと愛犬ソラちゃんの2人と1匹で、日々美味しい野菜を作っています。
畑の広さは、約14000㎡。ブロッコリー以外にも、ねぎやなす、バターナッツカボチャやサニーレタスなど、通年を通して様々な農作物を作っています。

ブロッコリー畑の大きさは、約3000㎡程ですが、排水性と保水性がいい肥沃なこの地域は、ブロッコリー栽培にとても適しているそうです。栽培は、春と秋の2回行います。栽培品種の「彩麟(さいりん)」は、柔らかくうまみがあるのが特徴です。

ブロッコリーの収穫は、すべて手作業で

秋に収穫できるブロッコリーは、7月に種を植え、ハウス内で発芽させるところから始まります。

8月中旬から9月にかけ、育った苗の植えつけが始まり、定植作業が終わると、今度は除草に追われます。

また、草丈が高く成長するブロッコリーは、強い風が吹くと倒れやすいため、毎年秋の台風には悩まされるそう。
今年も台風19号の影響を心配したそうですが、茎の部分が少し傾いて、葉が折れたりはしましたが、その後たくましく育ってきたそうです。

11月に入ると、ご夫妻でブロッコリー収穫が始まります。
収穫方法はすべて手作業で、ブロッコリーの茎を包丁でカットして裏返し、周りの葉を落としていきます。

この際、花蕾が傷つかないように、外側の茎は、そのままにするのがポイント。
その後、ブロッコリーを袋詰めし、直売所に出荷します。ブロッコリーは、時間が経つと固くなるため、採ってから3日以内の新鮮なものが柔らかくておススメだそうです。

収穫時期は、来年の1月ごろまで。「冬の寒さで、ブロッコリーが甘くなるんだよ。」と西村さん。今年も美味しいブロッコリーが出来ました。

 

おススメレシピ「ブロッコリーとしめじのバター炒め」

「ブロッコリーと人参のきんぴら」や、オリーブオイルと塩で炒めたり、茎はポタージュにするのもおススメだそうですが、今回ご紹介するのは「ブロッコリーとしめじのバター炒め」です。

材料
・ブロッコリー 1株(茎まで)
・しめじ 1パック
・バター 10グラム
・塩コショウ 適量
・油 少々

①ブロッコリーは、茎と花蕾の部分を食べやすいサイズに切り、フライパンで100ccの水がほとんどなくなるくらいまで、炒め煮にします。(4分くらい)

②ブロッコリーは、水気を切り一

①旦別によけておきます。フライパンに油をひいて、しめじに火を通します。

③しめじに火が通ったら、ブロッコリーとバターを一緒に炒め、塩コショウを軽く振ったら出来上がり。バターがブロッコリーの甘みを引き立てます。

皆さんもぜひ、茨城の美味しいブロッコリー、ご賞味ください。

 

アナウンサー紹介

大学卒業後、ケーブルテレビ大手j:comの社員として入社。地元大田区の情報番組「しぇいく.はんど~おおたの(笑)商店街~」では、松尾伴内のアシスタントMCを担当。また茨城放送の「スクーピーレポート」では、県内各地からの中継レポートを担当し、800か所以上を取材。お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、歌手・KATSUMIのアシスタントを務めた。現在は、関東を中心にTV・ラジオ・ナレーションの等を幅広く担当。去年のラグビーW杯では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当し、活躍の場を広げている。1児の母