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私の「一風変わった祭り」ランキング~福岡編~

目次

祭りの宝庫・福岡

こんにちは、田邉有沙です。

皆さんの故郷が誇る祭りはなんですか?

かつて「お祭りアナウンサー」と呼ばれるほど熱心に祭りや伝統芸能を取材した田邉にとって、祭りの宝庫だった福岡。5月のどんたくや7月の博多祇園山笠など観光資源として有名なものも多いですが、今回は「一風変わった福岡の祭り」をご紹介します!

第3位「福岡・中洲まつり」

九州一の歓楽街中洲で働く女性たちが、日ごろの感謝を込めて9月に行う中洲まつり。最大の見所は、夜の街を練り歩く「女みこし」です。申し込みをすれば一般の方も参加できます。

かな~り腰が引けていますが、みこしの上から見た中洲の町並みは忘れられせん。

第2位 「糸島・目隠し女相撲」

12月に五穀豊穣を願って糸島市の神社で行われるユニークな行事です。

七福神の顔がプリントされた頭巾をかぶって手押し相撲を執ります。頭巾をかぶると本当になにも見えません。
周りの声を便りに相手を探し出し、土俵の外に出すか押し倒して地面に体をつけたら勝利です。
四股名を「辺ノ城」とし、飛び入りして白星をあげました!

第1位 「朝倉・おしろい祭り」

新米の粉を水でといた「おしろいのつき具合」で翌年の作柄を占うおしろい祭り。
なかなかのつき具合ではないですか?

観客にもこのおしろいが塗られるのですが、落とさない方がご利益があるとされているので、皆さんそのまま帰ります。

もちろん田邉もそのまま会社へ戻り原稿を書き上げました!(書き上げ直後をパネルにしてもらいました)

ちなみに朝倉市には、くじで選ばれた神の遣いに泥を投げつけ、つき具合で豊凶を占う「泥打ち祭り」もあります。

いかがでしたか?多くの祭りの始まりは豊作や豊漁、災厄を払うものですが、時代が変わっても地域で大事に守られています。
そこには必ず胸が熱くなるようなドラマがあるんです。

アナウンサー紹介

山形→岩手→福岡→佐賀と、東北と九州の放送局でアナウンサー・リポーターを務める。自転車に乗れない運動音痴を披露しながらバラエティ系情報番組のMCを担当する一方、東日本大震災の被災地を積極的に取材し、特番のMC兼ディレクターを務めるなど幅広く担当。大好きなお祭りの企画リポートは全国のほか、アメリカNBCでも放送される。地元・青森の役所勤務を経て、2020年よりフリーアナウンサーへ。イベント司会やナレーターとして活動中。