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よんなな プロジェクト

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秋田といえば……「泣く子はいねが~!?」

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本多真弓です。
これまで福島・秋田・神奈川の放送局でアナウンサーをしてきました。女子アナ47が発信するコラムを通して、それぞれの地域で触れることができた魅力を皆さんに知っていただけたら嬉しいです。

という訳で今回は、私が2年間お世話になった“秋田の魅力“が伝わるスポットについてです!

 

■初心者におすすめ、まずはここ!

秋田と聞いて、皆さんは何が思い浮かびますか?
きりたんぽ、稲庭うどん、かまくら、秋田犬、秋田美人……
色々あると思いますが、独自の伝統文化としてインパクトが強いのは、

やはり “ナマハゲ” ではないでしょうか?


でも、
そもそもナマハゲって何?
どこから来たの?
今もいるの?会えるの?
本当に怖いの?

おそらく多くの疑問があるのではないか思います。

そうした謎を全て解決してくれるのが、
男鹿市にある『なまはげ館』

国の重要無形民俗文化財に指定されている『男鹿のナマハゲ』は、

秋田県男鹿市に古くから伝わる行事だったのですね。

 

■記念に残る写真スポットも
ここには、男鹿各地から集められたナマハゲがなんと100体以上!

その光景は圧巻です。
よく見ると、ひとつひとつに個性があって面白いですよ。

広いホールには、今も続くナマハゲ行事の伝統やしきたり、それを伝承してきた男鹿の人々の精神、諸説ある由縁などの展示があり、
ナマハゲに関する様々な歴史を知ることができます。
実際にミノや面を纏って変身できるコーナーも。
■悪い子は連れていかれちゃう!?

さらに、隣接している『男鹿真山伝承館』では、

実際に“生の”ナマハゲに会うことができます!

本来は地域に伝わる大晦日の行事ですが、この施設のおかげで観光客も年中行事を体験できるようになっています。
「泣く子はいねがー!?」の迫力に大人も子供も震え上がること間違いなし(笑)
でも、もしかしたらおちゃめな一面も垣間見えるかもしれません。
ナマハゲは鬼ではなく、ちょっとお酒好きな神様ですから。

男鹿市は『なまはげ館』の他、白くまで有名な『男鹿水族館GAO(ガオ)』、夕日と重なると火を吹いているように見える『ゴジラ岩』、景観の美しい『入道崎』など見所満載。
宿泊は『男鹿温泉郷』がおすすめですよ。
これからの行楽シーズン、のんびりと秋田ならではの伝承に触れてみるのはいかがですか?

 

(※参考 男鹿地域振興公社https://www.namahage.co.jp)

アナウンサー紹介

東京出身。一児の母。システムエンジニアからNHK福島放送局キャスターに転身直後、東日本大震災を経験。「安心を届けられる情報を、人に寄り添える語りを。」最近は主に講師業・ナレーターとして活動。特徴的な低めの声は、心に残ると言っていただけます。