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首里城で味わえる『琉球王国時代の伝統菓子』とは

目次

こんにちは、スイーツアナウンサーの木村彩乃です。ロケで首里城を訪れた際は「体験施設」以外の撮影だったので、今回はプライベート旅行で「伝統菓子のセット」を味わってきました!

 

■首里城『鎖之間』

琉球王国時代の伝統菓子を味わえるのは、首里城の中の鎖之間です。鎖之間とは「王子の控所で、諸役の者たちを招き懇談する建物だった」と言われている場所です。予約は不要ですが、混んでいる時は順番待ちが必要です。

 

 

■琉球王国の『おもてなし』

琉球王国時代、城内には料理座が設けられお菓子だけでも160種類程あったそうです。残念ながら現在その情報はほぼ残っていないようですが、歴史資料にみられる代表的な菓子が用意されていました。

 

琉球漆器に盛られて『さんぴん茶』(ジャスミン茶)と一緒に登場です。

 

綺麗な切込みが入っているのは、南蛮菓子の『花ぼうる』です。

 

落花生や桔餅が乗っているのは『ちいるんこう』です。ここで使われている桔餅は、果物の皮を煮詰めたものという事でした。噛むと香りが口いっぱいに広がります。現在は一部卵白も使われ薄黄色ですが、卵黄のみで作られていた時代もあるそうです。

 

胡麻あんが入っているのは『くんぺん』です。冊封使の歓待料理などにも用いられたそうです。想像を膨らませながらの食事は楽しいです!

 

見えづらいですが、『ちんすこう』もありました。食べ慣れていますが、改めて味わってみると香ばしさが感じられました。

また、王国時代は菊の形をしていたそうです。

 

 

■『裏御座』『庭園』も見学

体験学習施設とだけあり、解説を聞いたりパンフレットを読んだりも出来ます。食事後は、茶室や庭園のわだかまった松を見学しながら、通常ルートの書院へ戻りました。

 

琉球時代にタイムスリップしてみませんか?

→http://oki-park.jp/sp/shurijo/guide/161

 

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『北海道・栃木県・沖縄県関連のリポーター・VP・イベントMCなど地方創生のご依頼をお待ちしています。』

アナウンサー紹介

スイーツとスポーツに特化したアナウンサー。スイーツコンシェルジュの資格を生かし、世界中で取材経験あり。また、スイーツコンテストの審査員や商品開発のアドバイザー、講師、コンサル等活動は多岐にわたる。最近は、ワインや抹茶とのマリアージュにも凝っている。スポーツ観戦も趣味が高じて仕事になり、スポーツ番組の立ち上げやスポーツコーナーのキャスター経験あり。現在はモルックに夢中で、Casa Mölkky Worldというオンライン世界大会(?)に向けて猛特訓中。