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有働文子の茨城の旬を見つけた!!~茨城のナスをご紹介〜

目次

茨城放送のレポーターとして、県内各地800カ所以上を取材してきました、有働文子です。
茨城県は、私にとってキラキラ輝く宝石箱のような場所。
コラムでは、茨城の旬な情報をどんどん発信していきます。
今回は、夏野菜の代表格・茨城の「ナス」をご紹介します。

 

 

夏野菜の代表格「ナス」

ほぼ全国で栽培出荷されている、ナス。平成28年産のナスの全国収穫量ランキングでは、茨城県が5位にランクイン(17,800t)。
関東では、群馬県に次ぐ出荷量となっています。
県北地域を中心に栽培されている「奥久慈ナス」など、県内各地で様々な品種が生産されています。
焼いてもよし、煮てもよし、夏野菜の代表格でもあるナスは、和洋中と様々な料理で重宝されていますよね。

 

 

ナス栽培・2年目の石嶋誠太郎さんを取材!

今回は、ナス栽培2年目・城里町でナス栽培を行う石嶋誠太郎さんを取材しました。
石嶋さんは、ナスの他にも1年を通じて、キャベツ・しょうが・ネギなどの生産も行っています。
城里町と隣の水戸市、併せて約3haの土地を12人程のスタッフで管理しています。
ナスの栽培方法には、露地栽培とハウス栽培がありますが、ナスは同じ土地での連作が出来ないため、石嶋さんは露地栽培を行っています。
主に栽培しているナスの品種は、長ナスの「筑陽」という品種。みずみずしいのが特徴で、調理の幅が広く、生食から煮物までおいしく食べられる品種です。収穫したナスは、主に加工用のナスとして全国へ流通。
また、JAを通じて県内のスーパーなどでも販売。長ナスの他にも、丸ナスや白ナスなども栽培して、直売所での販売も行っています。

「土づくり」にこだわったナスは、病気にも強い!

とにかく植え付け前の「土づくり」を入念に行っている、石嶋さん。
ナスの植え付け時期は5月ですが、その植え付け前の土に、カルシウムや鉄分・菌などを撒き、しっかりとした土台を作り上げます。
また、苗の成長を早めるために、5月いっぱいはビニールで苗を覆い、生育を早めます。果実がなり始めたら、株を疲れさせない為に、カルシウムなど定期的な追肥も欠かせません。今年は、雨の日が多かったため、病気になりやすく、細目な管理が欠かせなかったそう。ただ、土づくりに拘ったこともあり、大半が病気にもならず、いいナスが沢山収穫できているそうです。
確かに、石嶋さんのナスの木は、葉に厚みあがり、幹がツヤツヤして、見るからに元気でした。ナスは、開花してから20日~25日経った頃が収穫のタイミング。有働が取材に伺った日は、収穫作業の真っ最中でした。
6月末から収穫をはじめて、11月まで次々に、収穫可能とのこと。
石嶋さんにいいナスの見分け方を伺ったところ、ガクのトゲが尖っていて、つやがあるものが、美味しいナスなんだそうです。


※収穫されたナスは、加工業者へ運ばれて行きます。

 

 

「ナスのしんやき~大根おろし和え~をご紹介」!

石嶋さんにおすすめの食べ方を教わったところ、ナスは油との相性がいいので、シンプルな「しんやき」がおススメとのことでした。

【ナスのしんやき~大根おろし和え~】

  • ナス 2~3個
  • 大根(すりおろす) 1/4本
  • ポン酢 適量
  • 油 大匙1

 

※作り方

1、ナスは水洗いし、ヘタを切り落とし、縦半分に切り、更に8mm~1cmくらいの厚さに切る。繊維に沿って、縦に輪切りにしてください。

2、フライパンに油をしき、火をかけ湯気が出てきたら、ナスを入れ、蓋をして6~7分ほど弱火と中火の中間で蒸し焼きにします。

3、ナスの片面がしんなりしてきたら、蓋を開け、フライ返しでなすをひっくり返して、蓋をしてもう片面も5分ほど焼きます。

4、ナスの両面がこんがりきつね色になったら、お皿に移して、お好みの量の大根おろしとポン酢をかけて、めしあがれ!

 

 

アナウンサー紹介

大学卒業後、ケーブルテレビ大手j:comの社員として入社。地元大田区の情報番組「しぇいく.はんど~おおたの(笑)商店街~」では、松尾伴内のアシスタントMCを担当。また茨城放送の「スクーピーレポート」では、県内各地からの中継レポートを担当し、800か所以上を取材。お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、歌手・KATSUMIのアシスタントを務めた。現在は、関東を中心にTV・ラジオ・ナレーションの等を幅広く担当。去年のラグビーW杯では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当し、活躍の場を広げている。1児の母