東京で初開催 ～おいしい博覧会 2024春～【全国】

　ごきげんよう、スイーツアナウンサーの木村彩乃です。食専門の喋り手として、常にアンテナをはっていますが、一人ではなかなか拾いきれません。そこで、最適な博覧会があるとお招き頂き行ってきました。　
　4月上旬にホテルニューオータニで開催された『おいしい博覧会 2024春』。主催はPR TIMESという、リリース配信サービスの運営や、企業の広報・広聴活動の支援を主な事業とするPR会社です。情報収集から写真撮影まで、その場で完結するリアルイベントで、試食もあったのでお話を聞きながら実際に確かめられるありがたい現場でした。
　博覧会では31の食のブースが立ち並びました。４つのテーマに沿った出展だったので1つずつ紹介していきますね。

　まず1つ目は、指定野菜に追加されたブロッコリーの調理法を提案する6展です。半世紀ぶりの登録により、今こそ知りたい美味しい食べ方を色々知る為の『ツウなブロッコリー展』です。

　永谷園はブロッコリーに合わせる用の「焼きビーフン」、エスビー食品からはレンジアップしてあえるだけの「アーリオオーリオ」、ケンコーマヨネーズは混ぜたり焼いたりするだけの「スパニッシュアヒージョソース」「ハワイアンポキソース」「イタリアンバジルソース」等、国内メーカーでありながらブロッコリーで世界の料理を味わえる商品が並んでいました。
　また、キユーピーのブースでは、ブロッコリーの芯の部分の調理法から栄養価までをお伝えすることで、食品ロス削減にも取り組まれていました。

　2つ目は、発売20年以上のロングセラー商品のアレンジテクをお届けする9展です。
　ギンビスの「アスパラガスビスケット」にオリーブオイルをかけたり生ハムで巻いたりしておつまみにしたり、ハウス食品の「フルーチェ」に生クリームを加えて濃厚にしたり、ひと手間で表情を変える面白さを感じました。
　ちなみにみなさんは、理研ビタミンの「リケンのノンオイル　青じそ」というドレッシングを食べたことはありますか？なんと35周年だそうです！しかも、ドレッシング界にノンオイルという新しい分野を開発した企業で、なんと試作は2000を超えたそうなんです。そして改めて、国産大葉100％使用って凄いことだな～と感じました。

　続いて3つ目は、GW目前！天気が良い日は ”お外ごはん”を楽しもう！という6展。持ち歩けるパフェや味玉、スティックスパイスなどがありました。
　また、5月5日～発売が開始するパティスリーSATSUKIとピエール・エルメ・パリの開業25周年を記念したクッキー缶が展示されていました。販売前に見たり聞いたりできる取材の機会はありがたいです。

　しかも広報の方から、
「ピエール・エルメ・パリの最初のブティックは、フランスではなく日本という事をご存じですか？世界最初、1号店が日本ということです。1998年、東京・赤坂にあるホテルニューオータニの1階にオープンされたんですよ。」
と教えて頂きました。

　最後の4つ目は、新生活でクタクタになっている人必見！簡単＆時短で限界自炊生活をテーマにした10展がありました。企画・開発担当さんが全国から来ていてそれぞれ熱い想いを聞けました。
　青森県八戸港水揚げのさばを、生のまま手作業で詰めている缶詰の「CANDISH saba」は、骨もソースも食べられるから食品ロスゼロですし、すでに味がついているので１品足りない時にさっと出せて便利です。2022年には、日本缶詰大賞グランプリを受賞されたそうです。

　また、勝手に海外メーカーと思っていたピエトロは、福岡県福岡市中央区天神に本社を置くパスタ専門店だったんだと驚く同時に、ドレッシングだけでなく「パットフッテ」というサラダ用トッピングも扱っていました。国産たまねぎのフライドオニオンや、ナッツ類が入っているので、一振りで栄養を増やすことができます。

　これまで、個人店の取材がメインだった筆者は、大手だから出来る取り組みやこだわりを知る良いきっかけを頂きました。

　文字数の都合上、全ての商品には触れられませんが、是非お買い物の際、パッケージを見てどの産地の食材かチェックしたり、各社のHPでレシピを調べたりすると、日常に彩りが添えられるかもしれませんよ！このような機会をいかして、より生活が豊かになる情報を発信できるアナウンサーとして精進していこうと気合も入りました。

【おいしい博覧会】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001398.000000112.html