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日本最大級の美術館が徳島に! 大塚国際美術館
目次
2018.09.28
こんにちは!愛媛県出身のフリーアナウンサー野村沙綾(さや)です。
愛媛県出身だと言うとよく「あ〜〜四国にはまだ行ったことないんだよね」と言われることが……。
すごくいいところなんですよ…!!
そんな四国のおすすめスポットを、これから私なりにご紹介していけたらと思います。
今回ご紹介したいのは、野村のイチオシ美術館です!
愛媛からはちょっと足を伸ばし、徳島県へ…。
■徳島県鳴門市 大塚国際美術館
提供:大塚国際美術館
大塚国際美術館は徳島県鳴門市で平成10年に開館した、日本最大級の常設展示スペースを誇る「陶板名画美術館」です。
陶板名画とは、陶器の大きな板に原画の色彩、表面の質感や筆使いに至るまで、オリジナルの技術で忠実に再現した作品のこと。
美術館の延べ床面積はなんと29,412平米。作品数1000点以上。全て見て回ると、約4kmの道のりになります。サンダルで訪れて「やっぱりスニーカーにすればよかったかな…」と後悔したことを思い出します。
展示されているのは全て、原画と同じ大きさに再現された陶板名画。「原寸大」と言葉にすれば簡単なのですが、実際に訪れて作品を目にすれば、その迫力に圧倒されます…!
『最後の晩餐』
屋外展示の『貝殻のヴィーナス』
『スクロヴェーニ礼拝堂』
こちらはなんと、礼拝堂の壁画を環境空間ごと再現した展示室。
「美術空間の中へ入っていく」体験ができます!
美しいブルーの天井が素敵なこちらの展示室では、結婚式を挙げることもできます。幻想的でムードあふれるお式になりそうですね!
今回写真はご紹介できないのですが、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂の壁画を再現した展示室も相当な迫力。思わず言葉を失うほどの感動でした。
ぜひ、ご自身の目で確認してみてください。
■かなりレア!?「インスタ映え」が狙える美術館
広さ、作品数、原寸大の迫力……大塚国際美術館の魅力はこれだけではありません!皆様お気づきでしょうか。
美術館にも関わらず、野村がパシャパシャとたくさん写真を撮っていることに…!
『ヒマワリ』
そう、こちらでは「作品と一緒に写真を撮ってOK」なのです!
ただしストロボ、フラッシュ、三脚等カメラ固定具の使用は禁止。また作品のみの撮影、商業目的の利用は厳禁、とのことです。ルールを守って撮影しましょうね。
大好きな作品と一緒に写真が撮れる。
これはこの美術館を楽しむ上でかなり大きなポイントかと思います。
■陶板名画の魅力とは?
「作品がたくさんあると言っても、複製なんでしょ」とあなどるなかれ!
どれも、原画の色彩、質感、筆使いまで繊細に再現された芸術品です。
そしてその作品を、息がかかるほどの距離でじっくり眺められ、写真に収めることもできる。これは陶板での再現だからこそ。
さらに陶板名画は、半永久的な耐久性をもちます。
絵画はどうしても経年劣化を免れませんが、大塚国際美術館の名画たちはいつまでもその美しさを保ち、名画を後世に伝える役割も果たしているのです。
大塚国際美術館、まだまだ書き切れない魅力があります!
次回、さらなる見所スポットや注目のイベントについて書かせていただきます。
↓ 野村アナウンサーのプロフィールはこちら
愛媛県出身。地元、NHK松山放送局キャスターを5年務める。結婚後、夫の転勤で各地を転々としながら地方局リポーターやイベントMC、ナレーターとして活動。明るい声とハキハキとした滑舌、10年以上の生放送経験で培った度胸が持ち味。オタク気質で、好きな音楽について話しだすと止まらない。ライブ参戦、1人カラオケが趣味。2021年3月から広島在住。