今年も出航！ジャパンインターナショナルボートショー2023【神奈川県】

　こんにちは！青森県八戸市出身、幼少期は岩手県大船渡市で過ごしました、生粋の港町育ち、田邉有沙です。毎年マリンシーズンの到来を前に、春先に開催されている「ジャパンインターナショナルボートショー」！昨年は女子アナ47のメンバーとプレス受付のスタッフとして関わったのですが、今年はなんとメインステージの司会を担当させていただきました。

　今年で62回目となった日本最大級のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー」！今回は“屋内展示”のパシフィコ横浜、“フローティング展示”の横浜ベイサイドマリーナで3月23日から4日間。週末の“体験会場”としてぷかり桟橋と初参加の八景島マリーナをあわせたリアル4会場とオンライン会場にて開催されました。
近年マリンレジャーへの関心は高まっており、ボート免許の取得者はコロナ禍以前より増えているそうです。今回のボートショーへも国内外から230以上の出展があり、約230艇のボートや水上バイクが並びました。来場者も4日間で3万5200人と、昨年に比べ4000人近く増えました！（日本マリン事業協会発表）
ボートショーには毎年テーマがあり、今年は「あふれる笑顔、この海でずっと…」家族で海に親しんでもらいたいという思いが込められています。キャンピングカーの展示の他、マリンレジャーの体験・学習プログラムを用意し、子どもたちに海の素晴らしさや楽しさを繋いでいこうというメッセージを発信しています。会場には家族連れの姿も多く見られ、子どもたちのプログラムも人気で海への関心を深めているようでした。

　私が担当したメインステージでは開会式の他、海のスポーツや文化、安全、普及など幅広い分野でマリンレジャーに貢献した方が受賞する「マリン賞」や、優秀なモーターボートの中から大賞を選ぶ「日本ボート・オブ・ザ・イヤー」の表彰式などが行われました。安全に海を楽しんでもらうために磨かれた各社の技術や工夫、世界の海で活躍する方々のお話を聞くことができて、進行しながら楽しませていただきました。
今年はトークショーのスペシャルゲストとして、世界一過酷なフランスのヨットレース「ヴァンデ・グローヴ」でアジア勢初の完走を果たした白石康次郎さんが登場しました！「ヴァンデ・グローヴ」は4年に1度開催され、単独無寄港で世界一周を目指すヨットレースです。レジャーヨットとは違い、揺れが大きいので睡眠はほぼとらないことや、普段から納豆と玄米が主食で、レース中も自炊して過ごしていることなど、超人的な気力と体力がなす経験を惜しみなく話してくださり、一瞬でファンになりました。
現在所属するDMG MORI SAILING TEAMで、2028年のレース8位入賞を目指し、今から若手を募集し育成に力を入れていくそうです！今後の日本ヨット界にも注目です。

また、無寄港太平洋横断を83歳にして成し遂げた堀江謙一さんのトークショーも大盛況でした！
「生涯現役、まだまだ若輩者です。100歳でもチャレンジしたい」
とお話されていて、人生100年時代の今を象徴する希望そのもののような方で、是非健康でい続けてチャレンジする姿をまた見せてほしいと心から思いました。
海に関わる方たちはすごく温かくて、多くの方の前でお話する機会は久々でしたが、マリン初心者の私のことも優しく迎えてくれたので、4日間楽しくお仕事させていただきました。

　今回のボートショーには、女子アナ47からリアル会場に田邉が、オンラインリポーターに久本真菜アナウンサーが入りました。

【公式ボートショーチャンネル】
https://www.youtube.com/@boatshow-japan/playlists
オンライン会場では、久本アナによる会場の見どころリポートや、白石康次郎さん・堀江謙一さんのトークショー他、会場の熱気そのままに楽しんでいただけます。5月28日まで開催しているので、是非ご覧ください！4月の関西ボートショーは終了しましたが、5月には中部ボートショーも予定されています。是非お近くのボートショーへ足を運んで、海の魅力にふれてみてください！