ガラリと生まれ変わった～千葉市役所新庁舎～【千葉県】

　ごきげんよう。千葉市出身のフリーアナウンサー木村彩乃です。2/27～新庁舎になった千葉市役所。5月には全職員さんの引越しも完了し、6/1～は、我々も利用可能なレストランがオープンしました。市役所は手続き以外にも、式典やイベントの司会で何度も訪れていたので、旧舎がなくなってしまうのは寂しいな～と思いつつ、工事を上から見たり市役所に勤める友人から話を聞いたりし気になっていたので、早速行ってきました。

　外観は、茶色い木や階ごとにある緑など自然なぬくもりを感じられ、真っ白な壁はスタイリッシュで、見る場所によって色々な表情を見せてくれます。中に入り、インフォメーションへ。千葉市動物公園のレッサーパンダの風太くんのお人形、千葉ロッテマリーンズのユニフォームを着た職員さんが出迎えてくれます。市のHPに載っていた「見学コース」の資料を頂き、いよいよ見学スタート！
　電子化されたフロアマップ、まだ段ボールの貼られたエレベーター、見るもの全てが新鮮です。そして7階へあがると、すぐに「屋上庭園」がありました。気持ちいい～！しかも、今はまだ新庁舎と旧舎を共に眺められるので感慨深い…。

　庭園のお隣には「議会図書室」がありました。他の階には「行政資料室」がありましたし、今後仕事の調べものでお世話になりそうです。全体を通して、「ユニバーサルデザイン」なので、色々な方が訪れられる空間・便利な施設に変わっていました。

　千葉開府900年のコーナーには、資料や動画の他「大鎧」もあったので、歴史好きな方にもおすすめです。そこで気づいたのですが、6月1日は、千葉開府の日。レストランオープンはこの日に合わせたのでしょうか？！
　スポーツヲタクの筆者は、「ジェフユナイテッド市原-千葉」「千葉ロッテマリーンズ」「アルティーリ千葉」のポスターを各所で見られたのもテンションがあがりました。小さいものから大きいものまで色々あります！

　千葉愛溢れる筆者は、オープン初日に訪れました（※一部スタートしていないメニューあり）。お米は丹波産ですが、野菜は基本的に千葉県産だそうです。400～850円位の価格帯で、日替わり・中華・和食・洋食があります。レストランの方にお勧めを聞いたら
「カレーはオリジナルブランドのものです。うどんのお出汁も拘っています。」
との事だったので、薬膳カレーうどんにしました。辛み・甘み控えめで、万人好みの優しい味わいは市役所らしいなと思いました。
　また、筆者が気に入った点は、お隣の「みなと公園」を眺めながら食べられる景色の良さです。

　6/1・2のみとのことですが、「ちばフェアトレードマーケット」も開催されていて、千葉県産の「朝採れ苺」や「ドライストロベリー」、チバノサトグルメの「竹炭フォカッチャ」や「竹炭マドレーヌ」が販売されたり、千葉みなとのご当地キャラ「チバミナコ」の展示が行われたりと、大変賑わっていました。

　会場の「市民ヴォイド」は、今後もイベント開催や展示会が行われる予定とのことです。

　最後は近隣情報も書いておきますね。市役所の隣には「みなと公園」があります。ちょうどこの時期は、市の花「オオガハス」も咲いていました！これは絶対写真におさめたいと思いつつ、中で撮りすぎてまさかの電池切れでした。。。
　また、懸垂型モノレールとしての営業距離が世界最長としてギネス認定されている「千葉都市モノレール」には「市役所前」という駅があり直結です。今はまだ通路が工事中でしたが、いつも下から眺めるモノレールを、同じ高さで見られるエリアが拡大?!と、ひそかに楽しみが増えました。
　ふらっと一人で行っても充分楽しめましたが、市に問い合わせたところ、
「見学者数の規模などの受入れ可能な条件を整理し、本市ホームページで見学希望者を受け付けることを検討していく予定ですので、引き続き関心をお寄せいただければと存じます。」
との回答を頂けたので、市民・観光客、意見を交わしながらの見学も、新しい見え方があるだろうな～と思いました。是非チェックしてみて下さいね。

千葉市：市役所新庁舎のご案内