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よんなな プロジェクト

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有働文子の茨城の旬を見つけた!!~茨城の白いちごをご紹介〜

目次

はじめに

茨城放送のレポーターとして、
県内各地を800カ所以上を取材してきました、有働文子です。

茨城県では、私にとってキラキラ輝く宝石箱のような場所。
コラムでは、茨城の旬な情報をどんどん発信していきます。
今回は、今の時期に旬を迎える「いちご」、
その中でも珍しい「白いちご」をご紹介します。

「いちご」栽培は、茨城県内全域で!

茨城県のいちごは、栽培面積266ha(全国7位)、出荷量8,310t(全国8位)、
産出額78億円(平成25年農林水産省統計)で、茨城県の主な園芸作物のひとつ。

鉾田市、行方市、筑西市などを中心に、県内全域で栽培されており、
市場へ出荷から直売、摘み取りまで、積極的に実施しています。
茨城県のオリジナル品種「いばらキッス」をはじめ、
「とちおとめ」等、多くの品種が県内で栽培されています。

 

「白いちご」を栽培する「大場園芸」を取材!

今回、お邪魔したのは、水戸市鯉淵町にある「大場園芸」。
現在は3代目である大場裕介さん(兄)、拓哉さん(弟)の兄弟2人で、経営を担っています。
「大場園芸」では、1年を通して「水菜」を中心に栽培を行っていますが、
冬から春にかけては、ハウス4棟を使って「白いちご」を栽培。
「淡雪」という熟しても白い、酸味が少なく甘さに秀でた品種を栽培しています。

この日は、大場裕介さんと娘さんにハウス内を案内していただきました。
ハウス内には、大きな「白いちご」がいくつも顔を出していました。
私も、摘みたてを1ついただきましたが、モチっとした食感が楽しめ、
とてもみずみずしかったです。

「白いちご」は、大田市場へ出荷!

植えたら、すぐに収穫できそうないちごですが、実は作業に1年以上かかります。
現在、収穫出来ているいちごの作業が始まるのは、約1年3ヶ月前。
小さな苗を管理するところから始まり、
9月中旬までは、プランターに移し替えたりする作業を繰り返しながら、
ひたすら苗づくり。
ようやく9月中旬から苗をハウス内に植えることが出来て、
11月から収穫がスタートします。

白いちごの場合、管理や工程は、あまり赤いいちごと変わらないのですが、
一回に咲く花を制限して、1つ1つの実を大きくしているとのこと。
赤いいちごより、皮が柔らかいので、水の管理には気を使うそうです。

「大場園芸」のいちごは、県内のホテルや東京の大田市場にも集荷しています。
また、水戸市内にいちごの直売農家が少ないことから、
今年中には直売所を作って、敷地内で直接販売していきたいとも考えているそうです。

プレゼントには、「白いちご」をどうぞ!

「白いちご」は、赤いいちごと一緒に送ると紅白になるので、
あめでたい席での贈り物にピッタリ。
お歳暮などにもよく使用されますが、
最近ではバレンタインやホワイトデーのギフトに買っていかれる方も多いそうです。

ホワイトデーのお返しに悩んでいる男性の皆さん、
今年は「白いちご」のギフトは、いかがでしょうか。

 

 

アナウンサー紹介

大学卒業後、ケーブルテレビ大手j:comの社員として入社。地元大田区の情報番組「しぇいく.はんど~おおたの(笑)商店街~」では、松尾伴内のアシスタントMCを担当。また茨城放送の「スクーピーレポート」では、県内各地からの中継レポートを担当し、800か所以上を取材。お昼の情報番組「ハッピー・パンチ」では、歌手・KATSUMIのアシスタントを務めた。現在は、関東を中心にTV・ラジオ・ナレーションの等を幅広く担当。去年のラグビーW杯では、各地PVのMCや試合後のインタビューを担当し、活躍の場を広げている。1児の母