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【岩手県】コロナ終息を願う疫病封じの音色 南部鉄器のアマビエ

目次

こんにちは!岩手朝日テレビで約10年間アナウンサーをしていた藤原規衣です。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち着かない日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
「コロナ疲れ」なんて言葉も聞かれますが、今回はそんなコロナ禍の日々に「癒し」を与えてくれる岩手の伝統工芸品をご紹介します!

それがこちら!

「南部鉄器」で出来たアマビエの風鈴です!疫病を封じるといわれる「アマビエ」は、新型コロナウイルス感染症の終息を願い注目を浴びている熊本の妖怪。以前、高村麻衣アナウンサーがご紹介しています。

コロナに負けるな!熊本の妖怪「アマビエ」をまんじゅうに

さわやかなパステルカラーに、愛くるしいお顔立ちのアマビエ☆
涼やかで凛とした音色を聞くと、スッキリとした気分になれます。

こちらは、岩手県奥州市(おうしゅうし)にある南部鉄器の工房「及富(おいとみ)」が製作したものです。

 

「南部鉄器」とは

「南部鉄器」とは、盛岡市と奥州市で昔から作られてきた鉄鋳物で、岩手県を代表する伝統工芸品です。
このうち奥州市の鉄器は、岩手県によりますと、平安時代末期に藤原清衡が近江国(現在の滋賀県)から鉄器職人を招いて武具などを作らせたのが始まりとされています。

黒っぽい鉄瓶をイメージされる方が多いかと思いますが、現在はカラフルでスタイリッシュなデザインのものも製作されていて、国内だけでなく海外でも注目を浴びています!

 

 

疫病封じの音色「南部鉄器」のアマビエ

アマビエ風鈴のデザインを手掛けたのは、南部鉄器の工房「及富」でアートディレクターを務める菊地海人さん。SNSで「南部鉄器のアマビエの風鈴を作って欲しい」という声を受けたことを機に、コロナウイルス感染症の終息を願って製作しました。

鳴り金の部分はアマビエの足がデザインされています。
色は、マリンブルー(青)、クラシック(黒茶)、さんご色(ピンク)、エメラルド(青緑)の4種類。塗料を吹き付け、何層も塗り重ねていくことで、幅広い世代の方が選びやすいよう涼やかでかわいいデザインに仕上がっています。
及富では鉄瓶や鍋敷きなども製作されていますが、こちらの風鈴は既に3000個以上も売れている人気のアイテムです!

短冊の部分を外せば、シーズンオフでもドアに飾ったりお店などの呼び鈴などにも使えます!鈴の音色は古来より魔除けとしても知られています。

アマビエ風鈴でコロナウイルス感染症の終息を願うとともに、暮らしの中に南部鉄器を取り入れ、その凛とした音色に癒されてみませんか?

及富のアマビエ風鈴は、ウェブショップで購入出来ます!
◆アマビエ風鈴WEBショップ https://oitomi.thebase.in
◆及富 http://oitomi.jp/

 

 

アナウンサー紹介

群馬県出身。元岩手朝日テレビ・群馬ケーブルメディアアナウンサー。約10年間勤めた岩手朝日テレビでは、ニュースキャスターから子ども番組のお姉さん、ドキュメンタリー番組「テレメンタリー」のディレクター兼ナレーターまで幅広く経験。東日本大震災の遺族への取材などを機に、現在はフラワースクールに在学しながらフラワーアレンジメント講師、オーダーメイド制のフローリストとしても活動中。大切な方へお花を贈るお手伝いをするサロン「everyday bouquet」主宰。プライベートでは2児の母として育児奮闘中。趣味・特技はフラ、家庭料理、カラオケ、水泳、ゴルフなど。また野菜ソムリエや防災士、ベビーマッサージインストラクターなど資格も多数。