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フルーツ王国のおすすめ土産!果実のおいしさを引き出す「季節のジャム」
目次
2019.05.13
長野県出身、フリーアナウンサーの塩原桜(しおばら・よしの)です。
学生時代は東京で過ごし、前任地は山形、現在働く埼玉や夫の実家である神奈川など様々な土地に縁があります。
各地の良いところ、おもしろい場所、おいしい物など、どんどん紹介していきます!
きょうご紹介するのは私の出身信州上田のおすすめ土産。
食いしん坊な私が惚れ込んだ「季節のジャム」です!
■信州上田の名産「みすゞ飴」
「みすゞ飴」というお菓子をご存じでしょうか?
長野県上田市にあるみすゞ飴本舗株式会社が製造販売する看板商品で、
国産果実を寒天・グラニュー糖・水飴で固めた、伝統的な乾燥ゼリー菓子です。
明治時代末期に新たな翁飴として生まれた「みすゞ飴」。
翁飴は従来、水飴と寒天で作られていましたが、その伝統的な製法に、
果物を練り込んだものが、このお菓子です。
ちなみに、「みすゞ」とは信濃の国の枕詞で、初代社長・飯島新三郎氏が、「フルーツ王国である信州を代表するにふさわしい」と「みすゞ飴」と名付けたそうです。
県内はもちろん、お土産として県外の方にも人気な「みすゞ飴」。
長野県出身の私にとっても、友達の家に遊びに行くとおばあちゃんが出してくれるお菓子皿にいつものっている親しみ深いお菓子です。
■安心安全へのこだわり
「みすゞ飴」に使われている果実はすべてが国産。
その上でおいしく無ければ意味がない、と、
最もおいしく完熟した頃合いを見計らって収穫。香り高く味も良い状態の果実を原料として使用しています。
高品質な果実を使うことで、着色料や香料に頼らない果実本来のうまみを届けることが出来るのです。余計なものを何も足さない、というこだわりが見えてきますね。
■果実にこだわったからこそ作れる“本物のジャム”
実は、飯島商店では看板商品である「みすゞ飴」以外にもお土産にぴったりの商品があるんです。
それが、「四季のジャム」です。
実は、飯島商店でジャムが製造され始めたのは70年以上前。
長野県下に現存するジャム製造メーカーの中でも、屈指の歴史を持ちます。
完熟した果実が持つおいしさと香りをぎゅっと一瓶につめこんだこのジャム。
一口食べたら、今までのジャムへの印象ががらっと変わります。
これまで、ジャムというと“生食用の果実の余り物で作るもの”“食べきれない果物をもったいないから保存するための手段”としか思っていなかった私。
しかし、飯島商店では
「ジャムにはジャムに合った(生食用とは全く異なる)品種がある。それを一番美味しい状態で収穫し、一貫した思想の元で鮮度を損なうことなく加工しなければならない。 そのこだわりをもって初めて、本物のジャムを作ることができる。」
として、ジャムに使用する果実の品種や産地、栽培方法にまでこだわり、手作りしています。
紅玉や三宝柑など、力強い風味を持つ昔ながらの果実を使うこと、
未熟の果実ではなく、たっぷりと養分を吸い上げて完熟した果実を使うこと、
そして、一次加工から最後まで全て、一切の妥協無しに自社でおこなうこと。
このこだわりを持ってつくられているのがこの「四季のジャム」です。
■味見もできる店舗購入がおすすめ!
JR上田駅から歩いてすぐの「みすゞ飴本舗 上田本店」は大正ロマンを思わせる駅前のランドマークにもなっていて文化庁有形文化財に指定されています。
観光地としても人気で、帰省で立ち寄る度に多くのお客さんで賑わっています。
店内ではすべてのジャムの試食も出来、時にはジュースなどの試飲も頂くことが出来ます。
ショーウインドウの上に並べられたジャムの数々。
いちご、三宝柑、紅玉、白桃、すももまた、野菜であるルバーブのジャムなど、本当に種類が多い!
Lサイズが580グラム、Mサイズが350グラムで売られていますが、お試しで色々な味が食べたい!という人には小瓶のセットがおすすめです。
160グラムの小瓶のセットは2本~販売されています。
何本セットにするか決めたら、好きな味を選び、詰めてもらいます。
もちろん、「みすゞ飴」とのセットも可能です。その場で郵送もお願いできるので、遠方からの旅行でも軽々帰れますね♪
ちなみに上田本店は工場に直結しているため、工場直売所でもあることから工場稼働日には前の日に出来たばかりの“できたてのみすゞ飴”を買うことが出来るんです!
地元であるにもかかわらず、できたては未体験の私。
みすゞ飴の賞味期限は、製造後6ヶ月だそうですが、お店の人曰く、「できたてが一番美味しい」そうです。
遠方からくるのはなかなか大変……という方のために、通常のみすゞ飴や四季のジャムはネットや電話、FAXでの注文も受け付けているので、ちょっとでも興味がわいた方はぜひオンラインショップをのぞいてみてください♪
↓ 塩原アナウンサーのプロフィールはこちら
現役局アナウンサー。埼玉県のニュースキャスターを務めながら自ら各地に取材にも赴き、特番やCM、情報番組内のナレーション、リアルイベントのMCなどを経験。また、インターネットサービスやITに興味津々。SNSは呼吸。視聴者と配信元をリアルタイムでつなぐ橋渡し役として双方向のweb生放送の進行も数多く経験。また、食べることが大好きで、特に白ごはんとかき氷、ラーメンをこよなく愛しています。