長野県出身、フリーアナウンサーの塩原桜(しおばら・よしの)です。学生時代は東京で過ごし、前任地は山形、現在働く埼玉や夫の地元である神奈川など様々な土地に縁があります。各地の良いところ、おもしろい場所、おいしい物など、どんどん紹介していきます!
今回は、神奈川県鎌倉市の定番観光スポットを楽しんできました。
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定番観光スポットへ 鎌倉・小町通り食いだおれのすゝめ【神奈川県】
目次
2024.06.21
鎌倉ってどんなまち?
鎌倉の大仏やサーファーが集まる海沿いエリア、飲食店が立ち並ぶ駅周辺など観光地として名高い鎌倉市。
「鎌倉時代」には幕府が置かれ、日本の政治において最も重要な位置を占めた、天然の要塞でした。日本初の武家政権である「鎌倉幕府」が生まれたことで、国の中心になり、平安時代から続く京都・奈良の貴族文化や中国の文化に、武家の精神性、庶民文化が合わさり独自の「武家文化」が形作られ、鎌倉時代には多くの寺院が開かれたといわれています。
幕府が京都に移った後しばらくすると、鎌倉はかつての活気を失い、農業と漁業の村になってしまいましたが、江戸時代には神社や寺が復興。
同じ頃、江の島などの景勝地が徐々に知られ、今でいう「ガイドブック」のようなものも数多く出回るようになったそうです。このことから、江戸時代から、鎌倉が“観光地”として親しまれたことが分かります。
今回は、中でも鎌倉の中心地である鎌倉駅前・小町通りを中心に観光しました。
鎌倉の中心地・小町通り
小町通りは、JR鎌倉駅東口から若宮大路とほぼ平行して、鶴岡八幡宮方面に伸びる長さ400mほどの通りで、古くからある土産物店や飲食店など幅広く楽しめる観光の中心地です。鶴岡八幡宮を中心に、参拝客や観光客で賑わう小町通りや若宮大路は、鎌倉観光の中心地ともいえます。
小さな通りではありますが、お団子や抹茶スイーツなどの和スイーツ、湘南名物のシラス丼、おしゃれなカフェなど、鎌倉の魅力がたっぷり詰まった200店舗以上が軒を連ね、常に海外からの観光客や家族連れ、修学旅行生など多くの人で賑わっています。
食べ歩きおすすめグルメ3選
今回は、実際に足を運び10種類以上のグルメを食べ歩きしてきました。お気に入りを3つ紹介します。
1.ともや 鎌倉小町店 “幸せをよぶ 大仏さま焼き”
その名の通り大仏さまの顔をモチーフにしています。ほんのり甘い生地の中にあんこやチーズなどを入れた人形焼のような食べ物で、中身は小倉あん、カスタード、紅いもあん、つぶあんクリームチーズ、厚切りベーコンチーズ、ブルーベリークリームチーズの6種類です。
食事の後でもペロッと食べられるサイズで、鎌倉らしさもあり、ちょっとしたおやつに最適でした。
2.はんなりいなり 鎌倉小町通り本店 ”はんなり棒 しらす巻き”
国産100%大豆の手揚げ風油揚げを全て手作業で切り開いてじっくり煮込んだジューシーな油揚げで酢飯を巻いた中に、これでもか!と湘南名物のしらすを詰め込んだ一品。
ワンハンドで食べられるロール稲荷は、食べ歩きはもちろん、お酒のお供にもぴったりです。
3.プリンセスきのこ ”あげまっしゅ”
2009年に小田原できのこの無菌栽培を始めた女性グループ「シンプルエコフ」が栽培する椎茸「プリンセスきのこ」を使ったメニューを販売。
看板メニューである「あげまっしゅ」は、注文を受けてから揚げる大きな椎茸のフライです。揚げたてで熱々サクサクの肉厚椎茸は噛んだ瞬間にじゅわっとひろがる旨味を楽しめる逸品です!
食いだおれを楽しんで
この他にもクレープ、豚まん、カレーパンなどのグルメを堪能しましたが、まだまだ足を運びたいお店がたくさんあります。
コンパクトで観光しやすいまち、鎌倉。訪れた際には、小町通りグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
現役局アナウンサー。埼玉県のニュースキャスターを務めながら自ら各地に取材にも赴き、特番やCM、情報番組内のナレーション、リアルイベントのMCなどを経験。また、インターネットサービスやITに興味津々。SNSは呼吸。視聴者と配信元をリアルタイムでつなぐ橋渡し役として双方向のweb生放送の進行も数多く経験。また、食べることが大好きで、特に白ごはんとかき氷、ラーメンをこよなく愛しています。