2020.03.10
三重県伊賀市の「根チキ珍」
元西日本放送&テレビ愛知アナウンサーの菊池優です。
栃木県出身で「とちぎ未来大使」や「栃木市ふるさと大使」を務めています。
現在は名古屋在住で、東海地方を中心にフリーアナウンサーをしています!
今回は三重県伊賀市でこんにゃくの手作り体験ができる施設をご紹介します。
「そうぞの森さるびの」にある「手づくりこんにゃく工房 根チキ珍」です。
伊賀市の大山田はこんにゃくが特産品で、こちらでは購入ができるほか、
予約をすれば手作り体験をすることができます。
「根チキ珍」(こんちきちん)とは、ユニークな名前ですよね。
コンニャクイモが根菜だからというのと、
大山田で昔から伝わるお囃子の鐘の音をイメージしての名前なんだそうです。
ちなみに、手づくりパン工房も併設されていますので、
焼き立てのパンを購入することもできます。
ファンも多く、私がこんにゃく作りをしている間にもたくさんお客さんが来ていました。
こんにゃくを手作りしてみた!
皆さんはコンニャクイモを見たことがありますか?
これがコンニャクイモです!
エグミが強く、生で食べることができません。
野生動物も食べないほどだとか。
これを最初にコンニャクにした人はすごいと思います…。
では、作っていきましょう!
用意するのは1人分で柔らかく煮たコンニャクイモ100gと
無水炭酸ナトリウム1.5g、お湯350㏄です。
コンニャクイモとお湯をミキサーにかけます。
ドロドロになったらボウルに入れて手でかき混ぜます。
無水炭酸ナトリウムを入れてさらにかき混ぜると重たく固まってきます。
ここまでで作業時間は5分ほどでした。
あとは好きな形に成形して、30~40分茹でたら完成です。
作る工程のほとんどが茹で時間!
ほとんど説明になっていませんが、本当に混ぜて形を作るだけ!という
簡単なものでした。
昔ながらのかまどに感動
根チキ珍でコンニャクを茹でるのは、昔ながらのかまどです。
だいぶ年季が入っていて良い感じですね。
薪を燃やしているので、とても懐かしい香りがしました。
こんな体験も普段できませんね。
茹であがりました!色々な形をしていますが、これを冷やしたら完成です。体験時間はあっという間でした。
家族連れで楽しむ方や、グループで旅行がてら寄る方などもいるそうです。
特にこんにゃくの成形をするのは子供にとって粘土細工のようで楽しそうですね。
そうぞの森には温泉もあるので、コンニャク作り体験の後に入るのも良いですね!
伊賀市を訪れる際は寄ってみてはいかがでしょうか?
根チキ珍(こんちきちん)TEL 0595-48-0269
定休日 毎週月曜日、火曜日、第4土曜日
コンニャク作り体験(10:00〜14:00まで受付)
料金:1人 550円(要予約で10名以上は3日前までに予約をお願いします)