新居浜市の才能溢れる芸術家！石村嘉成展

2019.08.14

こんにちは！愛媛県出身、地元愛媛と東北宮城でアナウンサー、リポーターをしておりました野村沙綾（さや）です。

 

先日、お盆を前に少し早めの帰省をしてまいりました。

私の地元は愛媛県新居浜市というところなのですが、帰省の際、地元の芸術家の方の個展にお邪魔して来ました！

今回はその個展についてお伝えします。

 

 

◼️新居浜市の文化の発信基地　あかがねミュージアム

個展が開かれているのは、新居浜駅のすぐ近くにある「あかがねミュージアム」。

2015年に出来た新しい施設で、地元にゆかりのある画家の個展やダンスの発表会など、市民の文化活動のために設立されました。

館内には、10月に市全体をあげて盛り上がる秋祭り「新居浜太鼓祭り」の太鼓台も展示されています。

この大きくて煌びやかな太鼓台50台以上が一堂に会し、かき夫たちによって一斉に差し上げられる「かきくらべ」は本当に圧巻です！

新居浜にお越しの際はぜひ「新居浜太鼓祭り」もご覧になってくださいね。

 

 

◼️生き物の生命力溢れる作品たち　石村嘉成展

 さて、そんなあかがねミュージアムで開催中なのが、「石村嘉成展　生き物たちも一生懸命」です。

まず、かなり大作が多く、人の身長以上の作品も！

そして作品の数の多さにも驚かされます。

 

「生き物」がテーマの個展なのですが、どの作品も生き物たちの躍動感、迫力、生命力が溢れ出ているよう…！

本当に生き物を好きで、リスペクトしている人が描いたんだな、と伝わって来ました。

 

これらの作品を手がけたのが、新居浜市出身・在住の芸術家・石村嘉成さん。

まさかのご本人が会場にいらして、パンフレットにサインをしてくださり、写真も撮ってくださる神対応…！！

石村さんは自閉症という発達障害をもち、家族や医師、教師などの支援を受けながら地元の高校へ進み、美術の選択授業で版画と出会いました。

それから創作活動に打ち込み、2013年には第2回新エコール・ド・パリ浮世・絵展　ドローイング部門にて優秀賞を受賞、また東京の表参道でも個展を開催するなど目覚ましい活躍を見せています。

小さい頃に病気でお母様を亡くされているのですが、そのお母様が用意してくださった動物のビデオなどが、昔から動物が大好きだった石村さんの創作の源になっているのだそうです。

石村さんがこんな風に才能を羽ばたかせて、お母様もさぞ喜んでいらっしゃるのだろうと感じました。

美大などで専門の知識を学んだわけではないのに、この描写力、表現力…。

地元にこんなにすごい芸術家がいらしたのだと誇らしく思います。

 

この個展はまさかの入場無料。そして作品の写真を撮ってもOK。

さらに期間中はご本人がいらしてサインもいただけるかも…！？

 

開催期間は終わりが迫っておりまして、今月18日(日)まで。

ぜひお近くの方は足を運んでみてください！

そしてぜひ、石村嘉成さんという才能溢れる芸術家を覚えておいてください！

 

私もいただいたサイン、大切にします^^

 

【あかがねミュージアム】

〒792-0812　愛媛県新居浜市坂井町2丁目8番1号

（0897）31-0305

開館時間　午前9時30分〜午後5時

休館日　月曜日（第一月曜日は開館、翌火曜日が休館）

※月曜が祝日の場合は翌火曜

 

 

 

↓　野村アナウンサーのプロフィールはこちら

NHK,民放局で10年の経験を経て様々な現場への対応力を身につけました！

明るいものから固めのものまでイベントMC経験も豊富です。リポート、イベントMC,ナレーションなどご依頼お待ちしております^^