2020.05.08
長野県出身、フリーアナウンサーの塩原桜(しおばら・よしの)です。
学生時代は東京で過ごし、前任地は山形、現在働く埼玉や夫の地元である神奈川など
様々な土地に縁があります。
各地の良いところ、おもしろい場所、おいしい物など、どんどん紹介していきます!
今回はこれを目当てに全国から人が集まる、にゃんともかわいい御朱印についてです。
前玉(さきたま)神社
埼玉県行田市にある前玉(さきたま)神社です。
さきたま古墳群に隣接し、高さ8.7m、周囲92mほどの
浅間塚と呼ばれる古墳上に建てられた神社です。
ご祭神は前玉彦命・前玉姫命の二柱。
人の身を守り、幸福をもたらす神様が祀られています。
前玉神社はその昔、「幸魂神社」と書きました。
魂が幸せになる神社として、人と人の縁、
特に男女の縁である恋愛成就や夫婦円満は
幸せな人生を送るために最も大切なこととして、
遠い昔からずっと、人々に祈願されきました。
この神社で近年多くの人たちとの縁を結んでくれているのが4匹の看板猫たちです。
神社の看板猫たち
前玉神社には4匹の看板猫がくらしています。
わたしがこの日、会えたのは3匹。
まずは境内に入ってすぐの授与所。
人懐こくて撫でられてもおとなしい「きなこDX」。
もともと「きなこ」だったのが、人々に愛されたために大きくふくよかに育ち、
いつしか「きなこDX」に改名したそうです。
そして、どこからともなく「さくら」が現れ……
癒し系だという、オス猫の「ガガ」もひなたぼっこでゆったり。
ミントくんには会えませんでしたが、
猫たちの気分によっては4匹みんなに会うこともできるそうです。
にゃんともかわいい猫の日限定御朱印
前玉神社では、この看板猫たちのファンの参拝客からの要望もあり、
お守りやおみくじなども、ネコをモチーフにしたものが多いんです。
中でも話題となっているのがおととし夏から始めた限定御朱印です。
前玉神社では毎月22日とその前後に
看板猫たちをデザインした特別な御朱印を頒布しています。(初穂料400円)
神社に住む猫たちの姿をあしらったかわいらしい御朱印は
インターネットを中心に話題になり、全国から多くの人が参拝に訪れるようになりました。
そこで、頒布を始めて最初の猫の日に、さらに特別な御朱印をと、
4匹すべてがデザインされたこの日だけの御朱印を用意。
前玉神社とそのすぐ上にある浅間神社で
それぞれ違うデザインのものを頒布しています。
令和2年で2が並ぶことしは、
事前に書いたものを、特設のブースで手渡す方式となりました。
また、期間も長めに取り、今月20日(木)~26日(水)までの7日間頒布を行いました。(特別御朱印の初穂料は500円)
御朱印をいただくときの注意事項
去年は、この御朱印をもらうために、あまりにも多くの人が詰めかけてしまい、
神社内に長蛇の列ができてしまいました。
そのため、午後1時には中止。
午後1時時点で受け付けた御朱印を書き終わるまでには、6時間以上かかり、
最後に渡したのは午後7時過ぎだったとか……。
そこで、ことしから限定御朱印をその場で手書きするのではなく、
事前に神社で用意した御朱印を手渡しすることになったのです。
また、それまでは22日当日のみだった特別御朱印の頒布期間を拡大し、
混雑を緩和しようと考えました。
宮司曰く、週末よりも平日のすいている時間の参拝がおすすめだそう。
ゆったりと参拝し、猫たちと触れ合うこともできるかもしれないですね。
また、御朱印は本来、参拝した証。
御朱印を受け取るだけではなく、ぜひお参りもしてくださいね^^
ちなみに、毎月22日の御朱印も去年3月からは前後の数日間も受け付けていますので、
神社のホームページをご確認ください(^^)/
前玉神社(緊急事態宣言の期間中は御朱印の頒布は中止)