2020.08.24
熊本県出身のフリーアナウンサー山城優子です。
月に一度は必ず足を運んでいる熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」。
7月は毎週末エールを送りに行きました!
自然災害の恐ろしさ
長期間に渡って全国各地に甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
熊本県では球磨川が氾濫し、人吉市や球磨村を中心に広い範囲で浸水被害を受けました。
人吉市に家族がいる友人から、生活の一部となっている橋が流失した動画が送られてきた時は、言葉を失いました。
ニュースで衝撃的な映像が飛び込んでくる度に心が痛み、熊本にいる家族や友人のことが気になってしかたありませんでした。
実家のことを心配して連絡をくれる友人もたくさんいて、ありがたかったです。今回の豪雨のように私たちの想像を超えて襲ってくると太刀打ちできませんが、やはり備えはしておかなければなりません。
私は半年に一度防災リュックの中身を見直したり、避難所の確認をしたりしていますが、避難所への経路を具体的に家族と話し合ったことはありませんでした。自分や家族の身を守るためにも、日頃からシミュレーションしておくことが大事だと改めて感じました。
自分にできること
すぐにでもボランティアで被災地に飛んでいきたいところですが、今年は新型コロナウイルス対策ということもあり、それが叶わず、悔しい思いでいっぱいです。
直接的な支援はできませんが、被災された方にメッセージを送ったり、被災地の品物を買ったりして力になれればと銀座熊本館を訪れました。
中に入ると、驚いたことにレジ前には長蛇の列。さらにレジ脇の募金箱に寄付をされる方も多く、心があたたかくなりました。
普段は好みの調味料やお菓子を購入していますが、今回は被災地の品物を買って支援させていただくことにしました。
熊本の名産
熊本を代表するお酒といえば「球磨焼酎」。400年以上も前から人吉・球磨地域でつくられている米焼酎で、地名を冠することを認められている世界的な銘酒です。
製造方法によって香りや味が異なるため、全27蔵元から好みに合わせて選ぶことができます。
日本酒のようにすっきりとした飲み口のものや、ウイスキーのように樽の香りが味わえるものまで。
焼酎好きとしては迷いましたが、夏らしくさわやかな香りで飲みやすいものにしました。
今回の豪雨で深刻な被害を受け、再開の見通しが立っていない蔵元もあり、胸が詰まる思いです。
力を合わせて、一日でも早くみんなが安心して暮らせますように。