2020.09.17
元NHK熊本放送局キャスターの高村麻衣です。
現在は福岡県に住んでいます。
福岡と熊本の魅力をたくさん発信していきます!
今回は、福岡県大牟田名物のソウルフードをご紹介します。
大牟田の「だご」って?
大牟田の「だご」をご存知ですか?
「だご」と聞くと、熊本や大分でよく食べられている「だご汁」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
どちらも、小麦粉を水やぬるま湯でねったものを、味噌や醤油で味をつけた野菜たっぷりの汁に入れて食べるものですよね。
また、「だご」と聞くと、単純に「お団子」のことを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、大牟田の「だご」というのは、今あげたような「だご」とは全然違うんです!
大牟田の「だご」は一言で言えば「お好み焼き」とことを言うんです。
それもただのお好み焼きではありません。
超巨大なお好み焼きなんです。
大牟田では1枚で大体大人3~4人は満足できる超巨大お好み焼きのことを「だご」とよび、「高専ダゴ」というお店が市内やその周辺地域に何店舗もあり、大牟田市民のソウルフードとなっています。
「だご」の始まり
大牟田の「だご」はだいたいの人が「高専ダゴ」と呼びます。
なぜ「高専ダゴ」と呼ぶのか。
それは、この超巨大お好み焼きの「高専ダゴ」の始まりに秘密があります。
「高専ダゴ」の始まりは、昭和39年。
先代の内田のおばあちゃんが、近くにある有明高専の学生向けに作った食堂で、学生に安くお腹いっぱいになってもらおうと焼いたのが始まりとされていて、いつしかその高専生のために焼いていた大きなだごが、「高専ダゴ」として親しまれるようになったそうです。
「だご」というのは小麦粉つながりでそう呼ばれるようになったという説がお店の方いわく濃厚だそうです。
どうして超巨大になっていったかというと、高専生のためにお好み焼きを焼いていると、次々に「肉玉!「いか玉」「俺も同じの」などと、お腹をすかせた高専生が注文をしていたそうです。
そこで、先代が「じゃあもういっぺんに焼いてやろう!」といっぺんに焼くようになり、超巨大お好み焼きが誕生したそうです。
これが「高専ダゴ」
皆さんお待ちかねの、これが「高専ダゴ」です!
この一枚で大体大人3人はお腹いっぱいになれます。
焼くときは、鉄板いっぱいに生地が広げられます。
生地には、肉や麺、野菜や魚介などたっぷりです!
注文するとすべてお店の方が焼いてくれます。
大きなお玉でしっかりとかき混ぜられた生地を鉄板いっぱに広げて焼いていきます。
一般的な丸いお好み焼きよりも少し厚さは薄いですが、たっぷりの具に火を通すためのちょうどいい厚さで、具材たっぷりなのでボリュームはもちろん満点です!
片面が焼けると、お店の方がひっくり返してくれます。
へら二つを使って器用にひっくり返してくれます。
この瞬間は必見です!
ひっくり返して両面よく焼けたら、ソースを塗ってもらい、鰹節とパウダーと青海苔をかけて完成です。
へらで切り分けながら食べますが、本当にすごいボリュームです。
食べきれないことも多いのですが、そのときは無料でお持ち帰りの準備をしてもらえます。
大牟田市民で知らない人はいないといえるほどの、大牟田のソウルフード「高専ダゴ」!
ぜひ大牟田にきたら、食べてみてくださいね!