2021.03.08
東京都在住フリーアナウンサーの山城優子です。
第60作となるNHK大河ドラマ「青天を衝け」が始まりました。
主人公渋沢栄一が晩年を過ごした東京都北区では大河ドラマ館がオープン。
早速行ってきました!
周辺の楽しみ方もご紹介します。
あなたの顔も一万円札に!?
新一万円札の顔である渋沢栄一。
数多くの企業を設立し、日本の「資本主義の父」といわれています。
今年は大河ドラマの主人公にもなり、東京都北区は盛り上がりを見せています。青を基調とした大河ドラマ館内では、ドラマの登場人物がパネルや映像で分かりやすく紹介されている他、撮影で使用された衣装や道具の展示、撮影風景の映像が流れています。
そんな中、私が一番時間を費やしたコーナーが「なりきり一万円札」。
証明写真機で撮影するように自分で写真を撮ります。
お札の肖像画なら笑わない方がいいかな、真顔だと怖いな、など一人でぶつぶつ言いながら何度も撮り直しました。
撮影後、表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ると画像をダウンロードすることができます。
有料で印刷もしてもらえるので記念に持ち帰ることもできますよ!
日本初の公園
大河ドラマ館がある一帯は小高い丘になっていて「飛鳥山」と呼ばれています。昔、飛鳥明神が祀られていたのでその名がついたとか。
明治6年には、太政官布達により日本で最初の公園に指定されました。
飛鳥山公園は桜の名所として知られています。
八代将軍徳川吉宗が庶民の行楽地にしようと桜の木を植たことがはじまり。当時飛鳥山では酒宴や仮装をすることが許されていたようで、身分を気にせず花見を楽しめたそうです。
公園内には、縦横およそ2メートルの大きな石碑があります。
江戸時代は飛鳥山のランドマークで、浮世絵にも描かれているんです。
石碑には飛鳥山の歴史が記されており、東京都指定の有形文化財となっています。
公園の楽しみ方
現在の飛鳥山公園のシンボルといえば、お城をイメージした高さ7メートルを超える遊具。週末は多くの親子連れでにぎわいます。
小さい子どもに人気なのが車両です。
実際に使われていた都電や蒸気機関車が展示されており、中に入って座ることができます。
さらに、鉄道ファンにはたまらないビュースポットも!
JR王子駅のすぐそばとあって在来線や新幹線、貨物列車、都電など複数の列車を見ることができます。駅と公園をつなぐ跨線橋では子どもたちが列車に向かって大きく手を振っている姿がなんともかわいらしいです。
そして、飛鳥山に来たら乗りたくなるのがこちら。
モノレールです。
乗車時間はおよそ2分、無料で利用することができます。
坂道や階段を上らず山頂に行けるのが嬉しい。
車いすやベビーカーを乗せて利用される方も多いですよ。
飛鳥山には、他にも渋沢栄一に関する史料館や博物館、水遊び場など子どもから大人まで楽しめる所が盛りだくさん!
これからの時期は桜やツツジを愛でながら散策するのもおすすめです。