2020.11.18
こんにちは!
元岩手朝日テレビアナウンサーの藤原規衣です。
外出もままならない昨今ですが、美味しいものには変わらず心惹かれますね。
気軽に外食に行きづらい分、出前や通販などでお取り寄せすることも増えてきました。
今回は、私が10年間過ごした岩手の老舗の銘菓を取り寄せてみたので報告しますね!コロナ禍でなかなか会えない大切な方への贈り物にもピッタリの、あの妖怪のお菓子も登場します!
老舗の和菓子店「松栄堂」(しょうえいどう) 伝統の銘菓に人気コミックに登場!話題の団子も!
私が今回ご紹介するのは、岩手県一関市(いちのせきし)に総本店を構える「松栄堂(しょうえいどう)」のお菓子です。
「松栄堂」は、100年以上も続く老舗の菓子店。
岩手の玄関口・盛岡駅の駅ビル内にも店舗があり、その銘菓はお土産としても人気を博しています。
そんな松栄堂の看板商品をいくつかご紹介しましょう!
松栄堂を代表するお菓子の一つ「献上田むらの梅」です!
令和2年からちょうど100年前、大正9年に旧一関藩主田村家の意向を受けて生み出された地元を代表する銘菓。
昭和3年には天皇陛下も献上されています。
風味豊かな梅餡の入った求肥が、青紫蘇で五角形に包まれ梅の花弁にあしらわれています。
原料には地元の素材が使われており、見た目も味も上品な一品となっています。
続いてはこちら!
一口サイズのお団子からとろっと溢れるごま摺り蜜がたまらない「ごま摺り団子」です!
過去の全国菓子博覧会で何度も「売上げ1位」を獲得した和菓子で、荒木飛呂彦さんの人気コミック「ジョジョリオン」(ジョジョの奇妙な冒険 第8部)に登場するお菓子「ごま蜜団子」のモデルにもなっているなど、幅広い世代に人気のお菓子です!
口に運ぶとモチモチとした団子の生地の中から、コクのあるごま摺り蜜がじゅわっと溢れ出てきます!
団子の生地には東北産を中心としたうるち米をブレンドして作られた米粉が、ごま摺り蜜には2種類のごまが使われています。
家族や友人が集まる場で、皆で「ぷにゅっ」といただくと思わず笑顔になれるおいしさです!
前歯ではなく、奥歯で噛みましょうね!
② 今年「優秀賞」を受賞!広い岩手の魅力をぎゅっと詰め込んだアイス
続いてご紹介するのは、岩手の県北と県南の魅力がコラボレーションしたアイス「ごま摺りゆめソフトmixアイス」です!
岩手県最北端の洋野町大野(ひろのちょうおおの)の「おおのミルク工房」のソフトクリームと、岩手県最南端、一関の松栄堂の「ごま摺りソフトクリーム」のmixがそのままカップに詰まった贅沢な逸品です。
岩手県産の食材のおいしさを活かした加工食品のコンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2020」で見事「優秀賞」を受賞しました!
濃厚でクリーミーなミルクアイスと、コクがありながらもさっぱりとした味わいのごま蜜のアイスの相性が抜群で、くどさがなく最後までさわやかなおいしさです。
コロナ禍に岩手から全国へ!「アマビエ」の上生菓子
ところで、和菓子というと目にも華やかでしっとりとした食感の上生菓子、魅力的ですよね。松栄堂では今年初めて、全国配送できる上生菓子が登場しています!
それがこちら!
アマビエ上生「安寧(あんねい)」です。
パステルカラーの彩りが美しくて可愛らしいアマビエの上生菓子。
新型コロナウイルス感染症の終息を願い、「安寧秩序」を取り戻せますようにという願いを込めて生み出されました。
中にはこし餡がたっぷりと入っています。
日持ちしない上生菓子ですが、こちらの商品は冷凍技術によって全国配送できるようになっています。
これらの商品は、松栄堂のホームページから購入出来ますよ!
https://www.shoeidoh.co.jp/
コロナ禍でなかなか会えない大切な人への贈り物に、また親戚などが集まる年末年始の帰省時の手土産ににもオススメ!
おうち時間にも笑顔と彩りを与えてくれる、岩手の老舗の話題豊富な和菓子はいかがでしょうか?