2020.11.29
皆さん、こんにちは。
「女子アナ47マリン部~Marinus(マリヌス)~」は日本全国の海の魅力を伝えようと、メンバー有志で作られたグループです。海の魅力、楽しみ方をお伝えするのはもちろん、海を安全に楽しむ注意点をはじめ、海を守る活動にも携わっていきたいと考えています。
47発信プロジェクトや、動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じて、海の魅力を皆さんにお届けします。
今回の担当は、元NHK長崎放送局、サガテレビアナウンサーの牛島奈津子です。今は、宮崎県在住で、地元のラジオ局から旬の情報などを発信しています。
宮崎といえば、プロ野球のキャンプ地を思い浮かべる方も多いと思いますが、サーフィンが盛んなんです!県外や海外からの移住者も多いんですよ。
サーフィン初挑戦の牛島がリポートします。
「サーフィンの聖地」 宮崎
1年を通して気候が温暖なこともあって、「サーフィンの聖地」と呼ばれるほど、宮崎県にはサーフスポットがたくさんあります。
県内だけでなく、県外、また海外からもサーフトリップで訪れる人が多いんです。移住者も多いですよ。
サーファーが集まるのは、夏のシーズンが最も多く、大変海が賑わいます。ローカルサーファーに人気なのは、11月から4月の冬場。
混雑せずにゆっくりとサーフィンを楽しめる穴場のシーズンです。
※青島海岸
宮崎といえば、まず皆さんが思い浮かべるのは、プロ野球のキャンプ地ですよね。
もちろん、それも有名ですが、去年(2019年)9月には、サーフィンの世界大会も開かれて注目を集めました。
※世界大会が開かれた「木崎浜海岸」
そんな宮崎で人気のサーフスポットの1つが「青島」。
青島には、海水浴場があったり、”鬼の洗濯岩”といって長い年月をかけて波に侵食されてできた岩があったり、青島神宮などがあったりと、有名な観光地です。
私が人生初のサーフィンをするのに選んだ場所は、「青島」です。
波も比較的低く、穏やかなので、初心者やロングボーダーなどにおすすめのスポットです。
※「青島神社の鳥居」と「鬼の洗濯板」
人生初のサーフィンに挑戦!!!
宮崎に引っ越して、夏で1年が経ちました。引っ越してきた当初からずっとサーフィンをやってみたいと思っていたんですが、やっと念願かなっての挑戦です。子供たちも、海に行くたびにサーファーたちに興味津々だったので、一緒に体験してきました。
青島は、宮崎市街地から車で20~30分で行けます。宮崎空港からもバスが出ていて、20~30分ほどで行くことができます。身近に海があって、サーフィンがすぐにできる環境って幸せですね。
初めての体験だったので、スクールに入りました。
家族やお友達などにサーフィンが得意な人がいればその人から教わるのが一番ですが、誰もいない場合は、自己流でやってみるよりスクールに入ることをオススメします。
決して1人で海へ行かないようにしましょうね。
潮の満ち引きや天候の変化など、サーフィンの技術以外にも必要な知識がたくさんありますので、穏やかな海でも油断は大敵です。
※サーフィンスクール
この日は、良い天気で、波も穏やかでした。感想を一言でいうと、とにかく「楽しかった!」。
初めての経験だったので、海に入ってすぐは、波のスピードが想像していたよりも速く感じられ、ボードの上でへっぴり腰になったり、思いっきり海に落っこちたりしていました。海の水は、かなりの量飲みました・・・・・・笑。それでも、楽しかったです。
我が子たちと、子供たちのお友達に混ざって、大人1人で体験したのですが、子供たちは皆マスターするのが早く、すぐに自分のタイミングでボードに立てるようになって、尊敬。そして、羨ましかったです。
子供たちが乗るのに最適な波だったそうで、遅ればせながらでしたが、初心者の私でも立つことができました。波に乗れたら、見える景色が変わって、風も感じられ、最高に気持ちが良いですね。
※人生初のサーフィン体験
インストラクターさん曰く、初心者は特に、ボードに立てたとき緊張しがちだそう。
力を抜いてリラックスした方が長く乗れるので、「イエイ!!!」と大声で叫ぶように勧められました。
恥ずかしいかと思いきや、海は広いし、波の音はするし、誰も周りにいないしで、遠慮なく叫びました。
そういった経験も新鮮で、楽しめた要因の1つかもしれません。
※ボードの上に立てた瞬間
2時間ほど体験しましたが、体の色々な箇所が疲れてきて、心地良い疲労感がありました。
普段使わない筋肉も使っていたようで、私には2時間くらいがちょうど良かったです 笑。
またやりたいな、という気持ちで終了しました。子供たちも大興奮のまま、次の機会を楽しみに終えました。
これからの冬のシーズンは?
これからのシーズンは水も冷たくてサーフィンは難しいのかなと思って、インストラクターさんに伺ってみたところ、ウェットスーツには色んな厚さがあるそうで、厚みが増せば増すほど、寒さもしのげるということでした。内側が起毛になっているものもありました。
その他にも、ホットジェル、クリームなどもあり、塗るだけでポカポカするんだとか。
寒い時期は、塗ってからウェトスーツを着るというのも、寒さ対策の1つだということです。
1度体験したくらいでは上手に乗れるようになったわけではないので、またサーフィンをやりたいなと思っています。
ぜひ皆さんも機会を見つけて、海へ出かけてみてはいかがでしょうか。
日本の「ハワイ」
せっかく青島へ行ったなら、美味しいものも食べて帰りたいですよね。
青島では、ハワイ・ノースショアの名物「ガーリックシュリンプ」が食べられるんです。
※「青島ガーリックシュリンププロジェクト」に参加している店舗『魚益』
※店舗前でガーリックシュリンプをPR
ノースショアではたくさんのキッチンカーが並んでいて、ガーリックシュリンプを販売していますが、「日本のハワイ」と呼ばれた青島に定着させて、地域のブランド化を目指しています。
本場の味が青島で食べられますよ。
今年8月から始まったこの取り組みには、10店舗が参加しています。
※テイクアウトした『青島ガーリックシュリンプ
基本のレシピを守りつつ、お店のオリジナリティが出ていますので、色んなお店のガーリックシュリンプを食べ比べしてみるのも楽しいかもしれません。
ガーリックとバターの味、香りがガツンときて、美味しいですよ。海を見ながら食べたら、もう気分は「ハワ~イ」。
南国の風を感じに、ぜひ宮崎に遊びにきてくださいね。