2020.12.26
みなさん、こんにちは!
女子アナ47マリン部「~Marinus(マリヌス)~」は日本全国の海の魅力を伝えようと、メンバー有志で作られたグループです。
マリヌスは、ラテン語で海を意味しています。
海の魅力、楽しみ方をお伝えするのはもちろん、海を安全に楽しむ注意点をはじめ、海を守る活動にも携わっていきたいと考えています。
47発信プロジェクトや、動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じて、海や川や湖の魅力をみなさんにお届けします。
今回の担当は元福岡放送アナウンサーの田邉有沙です。
福岡といえば、モツ鍋にラーメン、水炊きなど美味しいものがたくさんありますが、海の魅力をお届けするべく「福岡で出会った絶品海グルメ3選」をお伝えします!
濃厚!糸島市のカキ
三面を海に囲まれている福岡県は、海の恵みが充実しています。
まずご紹介したいのは「糸島(いとしま)市のカキ」です!
近くの山から豊富な栄養分が海に流れ込み、おいしいカキが育つので「森のめぐみ」というブランド名がついています。
毎年10月中旬から4月頃まで、糸島市内では30軒ほどのカキ小屋がオープンします。
コロナ渦の今年も、感染防止対策を行った上で多くの店舗が営業中です。
好きな食べ物のトップ3に君臨するカキの取材とあって、当時は前の晩からウキウキだったことを覚えています。
糸島のカキ小屋では1キロ1000円ほどでカキが提供されています。
プリプリな食感、じゅわ~っと広がる濃厚なうまみ…テンションが上がります!
ご飯や飲み物は持ち込み可能なところや、カキの他にサザエやエビなどを焼けるところもあります。
腹ごなしに海沿いを散策しながらお気に入りのお店を見つけるのも楽しいですよ!
糸島のカキ小屋
新鮮!福津市のマダイ
続いてご紹介するのは「福津(ふくつ)市のマダイ」です!
玄界灘に面する福津市の福間漁港は、良質なマダイのとして県内でも有名です。
漁師めしとして始まり、地元の名物料理でもある「タイ茶漬け」。
広く知ってもらおうと、旬を迎える5月頃から市内の飲食店20店舗ほどで提供するイベントが毎年行われています。
今年はコロナの影響で9月からの開催となりました。
・玄界灘で獲れた天然マダイを使っている
・お茶かダシ汁をかけてご飯といただく
大きな決まり事はこの2点のみなので、オリジナリティに溢れた様々なタイ茶漬けが楽しめます。
当時いただいたのは、人気料理漫画「クッキングパパ」の作者うえやまとちさんが考案したタイ茶漬けでした!
(福津市在住のご縁でイベントのために特別に考案したメニューで現在は出されていないようです。)
焼きおにぎりの中にタイのほぐし身がふんだんに入っていて、昆布とカツオ節の出汁がおいしいこと!
タイを混ぜご飯ではなく、おにぎりの具にすることがこだわりポイントとのことでした。
福津市には「九州の湘南」と呼ばれている福間海岸もあるので、海辺をドライブしながらタイ茶漬けの食べ比べという贅沢な1日を過ごすのはいかがでしょう?
一期一会!豊前市の幻の丼
最後にご紹介するのは「豊前(ぶせん)市の幻の丼」です!
「ちょっと朝早いロケなんだけど“幻の丼”って気になるよね?」
と編集長に声をかけられ、漁に同行させていただきました。
現場集合午前3時!後にも先にも、田邉史上最も朝早いロケでした。
沖に出て網を入れ、船を移動させながら海底の魚などをさらっていく「底引き網漁」で獲物を狙います。
波が高かったので揺れてやや船酔いしましたが、朝焼けが綺麗でひっそり感動しました。
網にはエビ、イカ、無数の小魚に赤ダイ、高級魚ハモもかかりました!
港へ着くと宇島漁港の目と鼻の先にある「漁師食堂うのしま豊築丸」へ。
傷みの早いイカやタコなどは遠くの市場に出せない。
そもそも漁に出られないと提供できない。
中身も毎回違う「一期一会な丼」ということで幻の丼と呼ばれていたそうです。
この時は網にかかっていたエビやタコ、赤ダイがのりました!!
食べてビックリ!
甘味のある脂が溶けていくんです!
数時間前に獲ったばかりの魚たちがのった贅沢な丼は本当においしかったです。高級魚ハモは天丼で!
さほど小さくない田邉の顔と同じくらいの大きさでした!
現在は漁協の直売所もある「うみてらす豊前」の2階に移転していました。
お土産を買うにもうってつけですね!
書きながら思い出して、今すぐにでも食べたくなりました~。
福岡の海、そして海グルメをぜひ味わってください!
※写真は2015年福岡放送のもの