2021.01.27
茨城放送のレポーターとして、県内各地800カ所以上を取材してきました、有働文子です。
茨城県は、私にとってキラキラ輝く宝石箱のような場所。コラムでは、茨城の旬な情報をどんどん発信していきます。
今回は、茨城県ひたちなか市にある「ほしいも神社」をご紹介します。
日本一の生産地を誇る茨城県の「ほしいも作り」をPR!
茨城県ひたちなか市にある「堀出(ほりで)神社」。
阿字ヶ浦を一望できる場所にあり、黄門様もお参りした八幡神社として、地元の人に親しまれてきました。
その境内に、令和元年に創建された新宮・「ほしいも神社」は、日本一の生産地を誇る茨城県の「ほしいも作り」を通して生産者や町の人が受けた「恵み」や「社会」に対する恩を表現し、「ほしいも作り」をこれからも続けられるよう祈念するための神社。
境内には、干し芋創始者の一人・小池吉兵衛を含む5名が「ほしいも作り」に貢献した「ほしいもの神様」として、お祀りされています。
黄金に輝く鳥居で、運気上昇!欲しい物がすべて手に入る?!
圧倒的な存在感を放つのは、黄金に輝く36本の鳥居。
鳥居には、「芋の葉っぱ」と「芋の台座」を1本1本施し、複数にまたがる中央の赤い柱は、芋ともゆかりの深い「炎と太陽」をイメージ。
デザインは、「ほしいも」が大好きなアートディレクターの佐藤卓さんが監修しています。
参道を歩けば、それだけで運気上昇の気分になるのですが、この神社「欲しい物」は総て手に入る「ほしいも神社」として、今話題なんです。
宮司の宮本さんによりますと、「宝くじにあたった」や「倒産寸前の会社が上手くいった」、「オリンピックの聖火ランナーに選ばれた」など、ご利益に関する電話が日々沢山入っているそうです。
安産の「御神木」で、赤ちゃんも授かる?!
手に入るのは、「モノ」や「お金」だけにとどまりません。1年前に参拝し、「どうしても赤ちゃんが欲しい!」と祈願した40代の女性が、なんと「双子の赤ちゃん」を授かり、無事1歳の誕生にをむかえたそうです。本殿横には、「安産の木」も参拝者を優しく見守ります。
「ほしいも」モチーフの御朱印帳に、御朱印シール!
御朱印は、シールになっていて、そのまま御朱印長に貼ることが可能。「ほしいも」のしわしわを表現した星形が中央に描かれ、唯一無二の存在感を放っています。また御朱印帳は、黄金の鳥居が描かれた可愛らしいデザインに仕上がっています。
境内でも「ほしいも」販売中
ひたちなか市「ほしいも学校」のほしいもを、境内でも委託販売中。
現在、沢山の参拝者が買っていくので、販売が追い付かず、「ほしいもの自動販売機」設置も検討されているそうです。
絵馬でも「欲しい物」をお願い絵馬でも「欲しい物」をお願い!!
参拝後は、社務所で販売されている、これまた「ほしいも」モチーフの「絵馬」を購入して、神様に「欲しいもの」をしっかりPR。
皆さんも、2021年は「ほしいも神社」で、「欲しいもの」をお願いしてみては、いかがでしょうか。
- ほしいも神社・堀出神社
住所:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町178 電話番号:029-265-9533
アクセス:ひたちなか海浜鉄道「阿字ヶ浦駅」より徒歩約2分
駐車場:あり(無料)