【青森県】“氷都のプリンセス”と東京でお国自慢！

こんにちは！青森県八戸市出身、フリーアナウンサーの田邉有沙です。突然ですが、八戸市ってどんなところかご存知ですか？
「サバやイカが美味しい」
「せんべい汁が名物」
「レスリングのメダリスト伊調姉妹の故郷」
・・・素晴らしい！その通りです！他にも、八戸市は『北国の中でも珍しい特色』があるところなんですよ。さて、分かるかな？

　東京にいながら、八戸とその周辺の市町村の魅力に触れられるアンテナショップ、八戸都市圏交流プラザ『８base（エイトベース）』。2020年9月、オープン直後に訪問した時も記事を書かせてもらっています。
オープン時の記事はこちら【青森県】八戸ファンを増やす拠点へ…「８base（エイトベース）」オープン！
『交流』の拠点にしてほしいという思いで行われているのが、八戸圏域の8つの市町村に関わるゲストを招くトークイベント『ふるさと気分』です。司会でお声がけをいただき、しかもゲストは同じ八戸市出身、元アイスホッケー女子日本代表の中村亜実さんということで、心から楽しみに気合を入れていたのですが、コロナの影響で日程変更することなんと4回！もう開催できないんじゃないか・・・と半ば諦めていたのですが、1年越しでようやく実現することができました。
★中村亜実さん：元アイスホッケー女子日本代表。2014年ソチ、2018年平昌オリンピックと2大会連続出場。ポジションはフォワード。現在は競技を引退し、日本アイスホッケー連盟理事・八戸市スポーツ大使を務めている。

　今回のトークテーマは『氷都はちのへ』。八戸市は北国でありながら雪が少なく、空気が乾燥しているため質の良い氷ができる気候にも恵まれていました。かつては天然の氷が張るスケートリンクが多々あり、特に市街地にあった屋外リンク『長根スケートリンク（2019年閉館）』が全国的な大会会場になるなど、スケートは町の発展に大きく関わってきました。そのため「氷の都」と呼ばれています。
もちろん、体育の授業はスキーではなく、スケートが必修です！市内にはスピードスケートとアイスホッケーそれぞれのリンクが複数あるのも特徴で、ここ数年で『YSアリーナ八戸』、『フラット八戸』という2つのリンクが新設されました。設備が整い、今後は国際的な大会の誘致もできるようになるそうです！いつかオリンピックの会場になったりして・・・。
小学校2年生からアイスホッケーを始めた中村さん。チームの朝練が始まる前の午前3時台にリンクへ行き、弟と一緒に個人練習していたとのこと！やはり強くなるには並々ならぬ努力が隠れているものですね。そして、朝練で冷えた体を銭湯で温めて学校に通っていたというエピソードも。
実は八戸市、全国有数の銭湯の数を誇っています。港町なので、漁師さんが市場でかいた汗を流しに朝、銭湯に通っていた名残のようで、銭湯セットが車に常備されている家庭も少なくないとか。（田邉家ではありませんでしたが…）
オリンピックに出るまでの苦悩、出てからの環境の変化についてもお聞きしました。ニコニコ笑顔で明るくお話する中村さんですが、世界で戦った経験のある方の言葉の重みを節々で感じました。北京オリンピックでのスマイルジャパンの活躍も楽しみです！

　会場に足を運んでくださった参加者の方には、1ドリンクと軽食が必ずつきます。今回は8baseでも販売している新郷村のソフトクリームでした。
そして、毎回『お土産』もあります！今回は中村さんが海外遠征に持っていくほどお気に入りの八戸のせんべいと、田邉も大好きなおつまみ『なかよし』（チータラならぬチーイカ）など全4点でした。1000円の参加費でお得すぎるといいますか、完全赤字です！しかし、皆さんに八戸圏域の魅力をお家でも楽しんでいただくための、気合の入ったお土産なんです。
次回はニンニクや牛が有名な田子町にI&Uターンした農家のお二人と、移住や農業をベースにふるさとトークをします！会場では、お二人が作った自慢の美味しいものを楽しんでいただき、お土産にもたっぷり入れる予定です！正直、田邉もかなり欲しい…。是非、お近くの皆様、遊びにいらしてください！

★第11回ふるさと気分『UIターンde農家♪』
・12月11日（土）15時〜16時30分
・八戸都市圏交流プラザ『8base』（東京・内幸町）
・会場参加1000円 / Zoom参加無料
HP（https://8base.jp）内のインフォメーションにて案内あり。要予約