2020.02.10
長野県出身、フリーアナウンサーの塩原桜(しおばら・よしの)です。
学生時代は東京で過ごし、前任地は山形、現在働く埼玉や夫の地元である神奈川など様々な土地に縁があります。
各地の良いところ、おもしろい場所、おいしい物など、どんどん紹介していきます!
今回はかきごーらー(※)でもあるわたくし塩原桜が、山形の老舗の氷屋さんが営むふわふわのかき氷についてご紹介します。
※かき氷をこよなく愛する人、ごーらー、かきごおりすと。
老舗の氷屋 赤塚製氷
赤塚製氷は、JR天童駅からほど近い舞鶴山のふもとにある製氷店です。
明治41年創業の赤塚製氷は、初代・赤塚長作氏が雨呼山から水を引いて天然氷をつくったのが始まりだということで、現在創業100年を超える老舗の氷屋。
氷やドライアイスの販売を始め、イベント会場へのかき氷機のレンタル、また、Ice Object(アイスオブジェ)という氷の彫刻製作なども行う、まさに氷の専門店なのです!
(※写真提供:赤塚製氷 氷オブジェの一例 花を入れて凍らせたものやキャラクターの形など)
その中でも県内で人気を呼んでいるのが、赤塚製氷で販売されている「かき氷」なんです!
ふわふわ5代目かき氷
天童市東本町にある赤塚製氷。
本社の目の前に店を構えるのが「Ice Cafe弘水」。一年中かき氷を提供する専門店です。
(※写真提供:赤塚製氷)赤塚製氷の5代目となる赤塚弘行社長が、当初本社の目の前のプレハブ小屋で販売していた「ふんわり5代目かき氷」。
口コミが広がり、行列が途絶えない人気店となりました。
2016年には本社移転に伴い、本社前に、駐車場や席数も大幅に増やした「Ice Cafe弘水」がオープンしました。
(写真:山形にいたころ、取材させていただきました!)
4年目を迎える今年も、夏場は駐車場が満車状態になることもしばしば。
天童市以外からくるお客さんも多く、かき氷好きの私が東京でおいしいかき氷の情報を集めていると、山形のかき氷といえば、赤塚製氷!といわれるほどの有名店になりました。
氷へのこだわり
期間限定メニューもアツい!
ここで忘れてはいけないのがシーズンごとに登場する期間限定メニューです。
春には桜みるく、夏にはチョコミント、秋にはスイートポテトなど、季節の果物や野菜を使い、その時にぴったりのメニューを提供しています。
5代目の祖母の畑でとれたという旬のカボチャを使ったカボチャみるくや、天童市の特産であるラフランスを使ったかき氷も絶品です。(※写真提供:赤塚製氷)
氷だけじゃない!カフェメニューも充実
夏季はかき氷がメインの「Ice Cafe弘水」。
10月~4月の期間はパンケーキも販売しています。
その名も「ふんわり五代目パンケーキ」。
(※写真提供:赤塚製氷)ふんわりと焼き上げた出来立てアツアツのパンケーキとアイスクリーム最高級ブランド《ハーゲンダッツ》を贅沢に使用したパンケーキは、かき氷を食べに来たのに……という思いを抱えながらも手が伸びてしまう至極の逸品です。
アイスやトッピングは期間限定のものもあるので、こちらもシーズンごとに制覇したいメニューです。甘いものだけではなく、ビーフカレーやハンバーグプレートなどのカフェメニューも豊富で、食事の利用もできちゃいます。
(写真:ジェラートも人気メニュー!)
年々進化する「Ice Cafe弘水」のメニューから目が離せません!
おわりに
暑い夏を涼しく!美味しく!楽しく!をテーマに、最高品質の「氷」を通して豊かな食文化に貢献することを目指している赤塚製氷夏以外でも氷を楽しめる「Ice Cafe弘水」。
山形を訪れた際は足を運んでみてください★
また、時折、関東の百貨店の物産展やイベントの出店をしていることもあるので、気になる方はお店のインスタグラムで、県外での催事情報もアップされるので、ぜひご覧ください。https://www.instagram.com/akatsuka.ice/
(写真:2018年5月の催事。しっかりと食べに行きました。)
また、日々新メニューなどの写真がアップされ、ほれぼれするようなかき氷にうっとりしてしまうこのアカウントは一見の価値あり。
ぜひチェックしてみてくださいね~!