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よんなな プロジェクト

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匠の技「江東区伝統工芸展」でア木工(指物)体験【東京都】

目次

ごきげんよう、フリーアナウンサーの木村彩乃です。

母の影響で、趣味は茶道。

茶の湯指物の方の体験があるというポスターを見て、『深川江戸資料館』へ行ってみました。

伝統的な技術を公開!常連さんなどで賑わう「第43回江東区伝統工芸展」

江東区は日本橋の問屋街に近く、水路など交通の利便にめぐまれたこともあり、生活に密着した品物を生み出す職人が多くいたそうです。

江東区に伝わった江戸時代以来の伝統的な技を見られたり体験できたりするだなんて貴重だな~と思い訪れたら、「毎年来ているのよ」という方や、「午前も来たけれど、午後もまた来ちゃった」という方などで大変賑わっていました。

更紗染めや表具・建具・木彫刻・江戸切子・刀剣研磨など伝統工芸の技を実演

伝統工芸の技を受け継ぐ江東区無形文化財保持者による実演があり、入ってすぐの所で見せてくださっていたのは、更紗染(さらさぞめ)の佐野利夫氏。

何枚もの型紙を用いて刷毛によって生地を捺染(なっせん)していました。

筆者ド素人で何が行われているのか最初はよくわからなかったのですが、近くのブースにいた別のお店の方が丁寧に教えて下さり、技術の凄さを知ることが出来ました。

歴史や技法のみならず、職場と会場は湿度や温度も違うので工夫している点なども聞くことでつい見入ってしまいます。

東京マイスター「山田一彦」さんの江戸の伝統を受け継いだ技術

続いて楽しみにしていた指物(さしもの)。板材をさし合わせる和家具作りの技術。

「茶の湯指物 千匠」号・山田嘉丙として独立された山田一彦氏は、江戸千家(池之端)川上宗雪宗匠をはじめ各流派の茶道具等を作られています。

茶の湯棚物は流派ごとに材料・寸法などが厳密に決められているそうです。

江東区無形文化財にも登録されています。

伝統工芸技術の小箱づくりをアナウンサーが体験

筆者のお目当ては、箸・小箱の体験。

混んでいたのでどちらか1つかなぁと見せて頂いたら小箱が立派だったのでそちらに。

色々な木材の組み合わせから好みの箱を選んでドキドキと先生の元へ!

小さなカンナで削っていきます。先生はシャーシャーと素早く手を進めていますが、つい力が入りボコボコになってしまいます。難しいけれど、キハダは硬く、秋田杉は柔らかい等、実際に体験する事で見えてくる材質もあり面白かったです。

スタートする場所や持つ角度を細かくアドバイス頂いて、最後は紙ヤスリで整え、無事終了!先生がやって下さった所と、自分がやった所の大きな違いは、、、思い出です♡
持ち手の場所は、私の流派を伝えたら先生が「ご自身のお好みですよ」と言いつつもmm単位でアドバイスを下さって宝物の完成です♡

なにより怖かったり物静かだったりというイメージでしたが、凄く気さくに楽しくわかりやすく教えて下さるし、自撮りでは撮れない手元の動画を回して下さったり、ファンになっちゃいました!

お仕事頑張って先生のお道具をいつか買えますように!

毎年開催されているというお話でしたので、是非来年を楽しみにしていてください♪

アナウンサー紹介

スイーツとスポーツに特化したアナウンサー。スイーツコンシェルジュの資格を生かし、世界中で取材経験あり。また、スイーツコンテストの審査員や商品開発のアドバイザー、講師、コンサル等活動は多岐にわたる。最近は、ワインや抹茶とのマリアージュにも凝っている。スポーツ観戦も趣味が高じて仕事になり、スポーツ番組の立ち上げやスポーツコーナーのキャスター経験あり。現在はモルックに夢中で、Casa Mölkky Worldというオンライン世界大会(?)に向けて猛特訓中。