4年ぶりに夏の風物詩イベントが復活！【宮崎県】

　こんにちは。九州が大好きなフリーアナウンサーの牛島奈津子です。
宮崎の夏のイベントといえば「みやざきグルメとランタンナイト」。今年は4年ぶりに開催されるとのことで、出かけてきました。会場のフローランテ宮崎には約1万灯の黄色や赤、オレンジなどの色とりどりのランタンが飾られ、会場中が幻想的に彩られました。また、食のイベントも合わせて行われ、全国のグルメが堪能できました。

　宮崎市の夏の風物詩となっているイベント「みやざきグルメとランタンナイト」。友人から「楽しいよ、綺麗だよ」と聞いていたのでずっと行ってみたかったのですが、私が宮崎に住んでいた3年間はコロナの影響で中止。8月に4年ぶりに開催されました。
　2011年からスタートしたこのイベントは、今年が10回目。会場の植物公園「フローランテ宮崎」は普段から四季折々の花が咲き誇り、広い芝生もあって、ハロウィンやイルミネーションのイベントが開かれたり、ゆったりお花見やピクニックなども楽しめたりして市民や観光客の憩いの場となっています。3年間で何度訪れたことか！というくらい、年間パスポートを買っていたこともあって季節ごとに子どもたちと遊びに行っていました。
　イベント期間中、宮崎はもちろん、全国から延べおよそ60店舗の食べ物の出店が並び、全国のグルメを堪能することができました。また、およそ1万灯の中国提灯「ランタン」が会場中を照らしていました。

　待ちに待ったイベントということもあり、会場周辺が大渋滞。入場するまでも一苦労でした。私が住んでいた3年間、県内で渋滞は見たことがなかったので大変驚きました。夕方4時にスタートして夜にかけて行われるイベント、周りが暗くなっていくと同時にランタンの明るさが徐々に増していく雰囲気が素敵でした。イルミネーションなどのライトの光とは違って、ランタンのふんわりした柔らかい明るさが温かく、会場中を包み込んでくれているようでした。
　特設ステージでは、宮崎県シンボルキャラクター「みやざき犬」のダンスショーや地域の観光協会のPR、地元のフラダンスやチアダンスなどのパフォーマンスが毎日行われていました。また、大型テント内におよそ450席設けられていて、ランタンの下でビールやグルメを楽しむこともできました。

　8月4日～20日までのイベント期間中、台風の影響で4日間臨時休園となりましたが、大勢の人出で賑わいました。私は参加できませんでしたが、今年は、“空飛ぶランタン”といって願いを書いたランタンを一斉に空に放って夜空を彩るイベントも開催されました。また、会場のあちこちにフォトスポットもあって、色んな場所で写真を撮ったりして思い思いに楽しむこともできました。
　でもやっぱり子どもたちは、ランタンを横目に、芝生広場を汗だくになって走り回っていました。ぜひこの記事を読んで興味を持ってくださった皆さん、来年のスケジュールに入れてみてはいかがでしょうか。