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東京で4年ぶりのハタ揚げ!龍踊りもお目見え【長崎県】

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 こんにちは。九州が大好きなフリーアナウンサーの牛島奈津子です。「ハタ」と聞いたら、皆さんは掲げたり振ったりする“旗”を思い浮かべるかと思いますが、長崎県では凧のことを昔から「ハタ」と呼んで親しんできました。先月、多摩川沿いの広場で4年ぶりに『長崎ハタ揚げ大会』が開かれました。私が社会人生活をスタートさせた思い出の地が長崎!久しぶりに長崎を堪能してきました。

縁起物の「長崎ハタ」


 長崎県では江戸時代にオランダなどから伝わったとされる凧のことを「ハタ」と呼び、ハタ揚げは長崎の伝統行事として親しまれています。「長崎ハタ」の特徴は、赤・青・白色が使われていること。縁起物として、初節句の贈り物などにも選ばれたりもするんです。
新型コロナウイルスの影響でずっとイベントが中止になっていましたが、先月29日、4年ぶりに多摩川緑地広場で『長崎ハタ揚げ大会』が開催されました。在京長崎県人の皆さんはもちろん、地元の方も参加し、朝早くから大勢の人出で賑わっていました。この日は風が強かったものの天候に恵まれ、たくさんの子どもたちがハタ揚げを楽しんでいました。我が子も黙々と揚げていました。

春の風物詩といえば「ハタ揚げ大会」


 長崎県内にはハタ店があって、天井までビッシリと飾り付けられたハタを取材させてもらったことを思い出しました。県内で春の風物詩として親しまれている『ハタ揚げ大会』で使用するハタの糸には、ガラスの粉が塗りつけられていて、対戦相手となるハタと掛け合い、糸を切って競います。想像してみてください。ただ揚げるだけでなく、糸を伸ばしたり手繰り寄せたりして、ハタを上手に操るんです。
観客側も見ていて面白く、糸が切れると
「ワーッ!」
と、あちこちから歓声が上がります。

「龍踊り」もお目見え


 イベントには、東龍倶楽部の皆さんの「龍(じゃ)踊り」もお目見えしました。私が今回訪れた1番の目的は、龍踊りを見ることでもありました。なかなか目の前で見られる機会はないかと思います。
「龍踊り」は、日本三大祭りの1つとして知られる秋の大祭『長崎くんち』(毎年10月7日から3日間開催)に奉納される郷土芸能でもあります。中国で五穀豊穣を祈る雨乞いの神事として始まったといわれていて、中国の行事や記念の時には必ず登場するものです。
ドラや太鼓、ラッパなどの独特なリズムに合わせて、龍が本当に生きて、動いているかのように踊ります。玉を探し、見つけた龍が金の玉を追う姿は迫力があって、とても格好良いんです。
長崎ではアンコールのことを「モッテコイ」と言うのですが、
「モッテコーイ」
の掛け声が会場中に響き渡り、何度も戻ってきては、龍踊りを披露してくれました。

長崎の食も堪能


 会場では物産品の販売も行われ、ちゃんぽんや皿うどんの出店も並びました。長崎のソウルフードといえば、長崎ちゃんぽん。出店の前には行列ができました。私も子どもたちがハタ揚げを楽しんでいる間に数十分並び、無事に買うことができました。美味しかったです!
龍踊りの後に、龍に触れさせてもらったり、楽器を叩かせてもらったり、観客も一緒に楽しませてもらいました。行事が復活してきた今日この頃、東京にいながらにして長崎の皆さんとも交流ができ、充実した1日でした。

アナウンサー紹介

福岡県太宰府市出身。北は北海道から南は宮崎まで色々な土地で暮らしてきました。住めば都!地元の人以上に満喫し、楽しむことが得意です。現在は宮崎県在住で、宮崎サンシャインFMパーソナリティ。宮崎日日新聞社が発行する生活情報誌のサポーターとして、取材やリポートのお仕事もしています。3人の子育ても真っ只中。子供の目線も持ち合わせています。