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四万十川源流点のまち、津野町へ【高知県】

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皆さん、こんにちは。元NHK長崎放送局、サガテレビアナウンサーの牛島奈津子です。この夏、宮崎から関東に引っ越してきました。北は北海道から、南は宮崎まで色々な土地で過ごしてきましたが、実は、四国を訪れたのは今回がはじめて。そんなはじめての旅へ、みなさんをご案内します。向かった先は、高知県!!

高知県といえば


 高知県といえば、思い浮かべるのは何でしょう?歴史上の人物『坂本龍馬』でしょうか。日本最後の清流と呼ばれる『四万十川』でしょうか。四国にはじめて足を踏み入れた私にとって、高知県とは、毎年夏に行われている『よさこい祭り』に女優の広末涼子さんが出演している、というキーワードがパッと思い浮かびました。
今回一緒に旅をしてきたのは、女子アナ47の長崎代表と多賀アナウンサー。私たちが向かった先は、高知県中西部に位置する、津野町(つのちょう)。まだまだ全国的に知られていない町ですが、津野町をたくさんの人たちに知ってほしい、広めたいという地元の方々の思いに共感し、私たちが感じたことをそのままお伝えする旅になりました。四万十川の源流点があり、手つかずの自然が多く残されていました。

四万十川の源流点のまちで育つ『お茶』


 全国的にも有名な四万十川は、日本最後の清流といわれています。いくつもの支流を集め、全長が196キロ、流域面積は2270平方キロメートルを誇る四国最長の川です。アユやアメゴなど、数多くの生き物も棲息しています。そんな四万十川の源流点があるのが、津野町です。
高知といえば、カツオなどの海産物をはじめ、ゆずや文旦などの柑橘類が特産品として有名ですが、津野町は四国山脈の山あいにあって、日光が適度に注ぐことで、えぐみがなく、標高が230メートルから600メートルほどの高地で栽培されているため、寒暖差が大きく、霧の発生などにより、おいしいお茶が育つ条件が揃っています。
津野山郷(今の津野町と梼原町)でのお茶の栽培は、室山時代以前から始められたと伝えられています。江戸時代末期の文献に土佐の三大銘茶が登場しますが、その1つが津野山郷の『六蔵茶』です。香りが良いことでも知られ、「各地の水に和す」(どの土地の水とも合う)と好まれてきました。土佐藩主山内公にも献上されたといわれていて、これが『津野山茶』のルーツです。

茶畑×トゥクトゥク


 そんな古くから栽培されてきた茶畑になにで向かったかといいますと……『トゥクトゥク』。みなさん、聞いたことありますか?トゥクトゥクが最も利用されているのは、タイ。東南アジアや西アジアで庶民の足として、さらに、観光用の移動手段として普及している三輪タクシーです。日本でも観光地でたまに見かけますが、津野町には2台の『トゥクトゥク』があって、1台が渋い緑色、もう1台が鮮やかな黄色と青色のツートンカラー。ゆっくりと散策するにはもってこいの乗り物です。どちらにも乗せてもらったんですが、カラフルなトゥクトゥクに乗って、茶畑まで連れて行ってもらいました。
窓がないので、開放感が心地良い!その日、また、その季節の温度や景色の移り変わりなどが肌で感じられて、最高のおもてなしでした。コンパクトなサイズで小回りも聞くので、体感スピードは、想像以上に速く、体全体で、自然をたっぷりと感じてきました。道の状況によっては、トゥクトゥクと一緒にお尻が飛び跳ねることも、というような乗り心地。そんなアクティビティのような感覚も楽しめます。
青い空に白い雲、心地よい風、トゥクトゥクからの眺めを堪能しているうちに、あっという間に、斜面に広がる緑色の茶畑に到着。この日は、特別に茶畑を見ながら、お茶を楽しませてもらいました。
『トゥクトゥク』は、町内の施設で飲食やお買い物、宿泊をすると、無料で乗ることができます。また、運転免許がある方(AT限定可)は、ご自身で運転することもできますよ。定員は7人です。
【高知県津野町観光PRトゥクトゥク】
https://tsunotuk.com/

四万十川源流茶の楽しみ方


 津野町で採れるお茶の特徴は、旨味と甘み、そして苦味のバランスが絶妙なところ。薄い茶の色とは正反対に深い味が楽しめるのも、『津野山茶』の特徴です。みなさんは、毎日、お茶を飲んでいますか?私は緑茶が大好きで、朝食後に毎朝お茶を淹れて飲むのが日課ですが、茶葉でお茶を飲む人が年々、少なくなっています。多くの人に茶葉で淹れたお茶の美味しさを改めて知ってもらいたいと、津野町のお茶の生産者などがお茶を楽しむイベントなども度々開いているそうです。
そんな中、JA高知県が、四万十川源流域エリアで栽培された煎茶を『四万十川源流茶』というブランドで販売しています。全国的に見ると、静岡や鹿児島などお茶の産地は数多くありますが、四万十川の源流に位置する、標高の高い環境で育った茶葉を贅沢に使用した津野町ならではのお茶の味わいを楽しんでほしいと、温かい緑茶以外に、色々な飲み方も提案しています。
かぶせ茶とビールを合わせた『津野山ビール』、彩り鮮やかなビアカクテルです。まろやかな味わいに、フワッとお茶の香りが漂うスッキリとした後味、高知県のホテルや飲食店で飲むことができますが、お家でも簡単に作ることができます。お茶の成分もまるごと摂取できるのも嬉しいですよね。癖になる美味しさで、我が家でも真似して飲んでいます。
さらに、かぶせ茶とカルピスを合わせた『津野山カルピス』、通称『茶(ちゃ)ルピス』は、カルピスの酸味とお茶が合うのかはじめドキドキしましたが、津野山茶のまろやかな味わいが合う!サッパリとした飲み口で、あっという間に飲み干してしまいました。子供たちにも大好評。かぶせ茶と牛乳を混ぜてみたり、焼酎と混ぜてみたり、日々お茶生活を楽しんでいます。
茶葉はもちろん、お茶を使ったお菓子も人気で、お土産屋にもたくさん並んでいました。

お茶とトゥクトゥクでまちを盛り上げたい!


 津野町は、歴史溢れる、自然豊かなまち。後世に残していきたい景色がたくさんあります。しかし、高齢化で、茶業は、後継者不足、担い手不足が課題にもなっていて、美しい茶畑をどのように残していけるのか、検討を続けているところです。今後、トゥクトゥクを活用してのお茶の体験イベントなども実施していく予定です。
津野町のホームページの情報や、JA高知県津野山のfacebookやインスタグラムから『四万十川源流茶』の情報なども発信していますので、チェックしてみてください。非日常が味わえる心地よい風を感じに、ぜひ一度、津野町へ訪れてみてください。
【津野ぶら 津野町観光ネット】
https://town.kochi-tsuno.lg.jp/tsunobura/

アナウンサー紹介

福岡県太宰府市出身。北は北海道から南は宮崎まで色々な土地で暮らしてきました。住めば都!地元の人以上に満喫し、楽しむことが得意です。現在は宮崎県在住で、宮崎サンシャインFMパーソナリティ。宮崎日日新聞社が発行する生活情報誌のサポーターとして、取材やリポートのお仕事もしています。3人の子育ても真っ只中。子供の目線も持ち合わせています。