【マリヌス航海日誌】東京からいちばん近い南国・八丈島でパワーチャージ

　『女子アナ47マリン部～Marinus（マリヌス）～』は日本全国の海の魅力を伝えようと、メンバー有志で作られたグループです。マリヌスは、ラテン語で海を意味しています。海の魅力、楽しみ方をお伝えするのはもちろん、海を安全に楽しむ注意点をはじめ、海を守る活動にも携わっていきたいと考えています。47発信プロジェクトや、動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じて、海の魅力をみなさんにお届けします。
今回は東京都内で海を満喫！八丈島のマリンアクティビティついて、宮崎文子がお伝えします！

　みなさん、『海』という言葉で思いつく土地といえばどこですか？神戸や長崎といった貿易が発展した港町や、湘南（神奈川）や沖縄を思い起こす方が多いのではないでしょうか。その中でも私がご紹介したいのは、東京・伊豆諸島のひとつ、八丈島です。
羽田空港から八丈島までは55分とアクセスも抜群！心を癒す大自然に温泉、フレッシュな野菜や牛乳といった島グルメ。都会の喧騒から解き放たれた魅惑のスポットです。最近では旅行だけでなく、ワーケーションの場所としても人気だそうです。

　どこまでも青く澄んだ海。八丈ブルーとも呼ばれる島の海では、たくさんの魚たちに出会えます。水深5ｍでも透明度が高いので、シュノーケルでも十分その魅力を味わえるのですが、今回はダイビングで、あの生き物に会ってきました。
カメです！カメは海の守り神とも言われ、幸運を運んでくれるという言い伝えも。実は八丈島は『カメの島』とも呼ばれ、かなりの確率でアオウミガメと遭遇できるのです。まるで竜宮城に誘ってくれるかのような堂々とした振る舞いに、思わず心を奪われます。

　八丈島のシンボル“八丈富士”。伊豆七島最高峰の854mの高さがあるのですが、その登山方法は、なんと1280段の階段です。きちんと整備されていて、初心者でも気兼ねなく登ることができます。えっさほいさと登った山頂からの眺めは抜群！
さらに山頂では、火口を一周するお鉢巡りもできるのですが、その風景が、映画『君の名は』に出てくるシーンを彷彿とさせて
「モデルなのでは？」
と、一時期話題になりました。（※実際はハワイとも青ヶ島とも噂はありますが公式には出ていません）
空と海が混じる境界線、映画のワンシーンのような絶景を階段登山で望めるのは、貴重な体験です。

　いかがでしたか？コロナ禍で抱えてしまった心のモヤモヤもスッキリ！潜るもよし、眺めるもよし、海からパワーチャージさせてもらえる八丈島、ぜひ一度訪ねてみてください。【八丈島へのアクセス】
◆空の便　羽田空港→八丈島空港　所要時間：55分
◆船の便　東海汽船の『橘丸』　1日1往復　所要時間：片道約10時間20分
（東京・竹芝桟橋～八丈島・底土港または八重根港）
ホームページ：八丈島観光協会