トップ

よんなな プロジェクト

よんなな プロジェクト詳細

葡蔵人 ”Made in Tokyo”を醸造する都市型ワイナリー【東京都】

目次

 ごきげんよう、フリーアナウンサーの木村彩乃です。ミスワイントップ8に選出して頂けるほどワイン好きな私は、全国のワイナリー巡りが趣味の1つ。でしたがコロナ禍でなかなか気軽に訪れなくなる中、都内で見つけちゃいました!

ワイナリー「葡蔵人~BookRoad~」

 「葡蔵人~BookRoad~」は、東京の下町にある小さなワイナリー。しかもJR山手線「御徒町」駅から徒歩5分。繁華街の近くでびっくりしました!わずか10坪ですが、1階と2階の醸造スペースには、1000L×4樽、500L×4樽、200L×1樽、20L×20樽があり、年間でフルボトルで24,000本も製造できるそうです。

 長野県・山梨県・茨城県の契約農家で育ったで国産ぶどう100%のみを使用し、東京で「日本ワイン」が出来上がります。ワインを作る須合美智子さんは、
「飲む人のことを考え、『つくるを楽しみ』ながら醸造しています。」
と話す通り、ワインの質問をすると熱い眼差しで答えて下さり、普段は周りを照らすような笑顔でとっても素敵な方でした。

マリアージュを気軽に楽しめる

 葡蔵人のワインの特徴は、製造地や味のみならず、エチケットにもあります。ワイングラスの上にペアリングしたら美味しい食材が描かれている為、参考にしながらご飯やおつまみを用意できます。例えば「醸し甲州」にはイカ、「ベリーAスパークリング」にはみたらし団子等本当にぴったりです。

 もちろん店頭で自身が合わせたいものをお伝えすれば選んでもらえます。私はショコラとの組み合わせを聞いたところ、無濾過の「メルロー」やオールラウンダーの「富士の夢」と教えて下さいました。

スパークリングを少量から楽しめる

 店頭には常時10~15本程度が並びます。お買い物のみならず、ワイナリー見学(※要予約)やお食事も楽しめます。元々ワイン居酒屋が「ワインを造りたい」と始めた為、本格的なペアリングから角打ちの手軽なつまみまで日によって内容が異なります。
 更に7月末から始まった「TAP スパークリング」も大人気とのことです。6~8種のスパークリングから選び、その場でTAP(専用の蛇口)から詰めてもらう会員制のサービス。360mlか500mlとコンビニで買えるビールのサイズなので、
「少しだけ泡を飲みたいな!」
とか
「一人で一本は開けられない」
という方にぴったりです。しかも9月中は、初回ワイン無料のキャンペーンも実施しているそうです。

樽が入ったワイン?!

 最後に、私が購入した1本もご紹介…というのも、数々のワインを飲んできた私もこの形状は初めてだったからです!よ~く中を見てみて下さい。

 なんと!樽の素材である国産オークで作ったスティックが中に入っているんです。その名は「オークスティックワイン」。味の感想を書くべきですが、あける日はちょっと先の為、皆様のご想像にお任せしますね。

【公式HP】
https://www.bookroad.tokyo/

アナウンサー紹介

スイーツとスポーツに特化したアナウンサー。スイーツコンシェルジュの資格を生かし、世界中で取材経験あり。また、スイーツコンテストの審査員や商品開発のアドバイザー、講師、コンサル等活動は多岐にわたる。最近は、ワインや抹茶とのマリアージュにも凝っている。スポーツ観戦も趣味が高じて仕事になり、スポーツ番組の立ち上げやスポーツコーナーのキャスター経験あり。現在はモルックに夢中で、Casa Mölkky Worldというオンライン世界大会(?)に向けて猛特訓中。