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徳島の伝統工芸「大谷焼(おおたにやき)」

目次

こんにちは。

本日の47発信プロジェクトは、岡山・香川、石川、徳島の放送局でアナウンサーをしてきた小坂知里です。

今回は、徳島の伝統工芸「大谷焼(おおたにやき)」についてお伝えします。

 

■大谷焼(おおたにやき)とは?

大谷焼は徳島県鳴門(なると)市の大谷(おおたに)地区で作られている陶器です。

江戸時代後期に、四国八十八カ所霊場の巡礼に来た豊後の国(大分県)の焼き物細工師が大谷の地を訪れ、赤土で作ったのが始まりと言われています。

200年以上の伝統を誇り、平成15年には国の伝統的工芸品に指定されました。

 

 

■大谷焼の特徴

大谷焼の特徴は大きな作品を作ること。

こちらの陶器。

私の身長は160cmなので、高さは100cmほどあります!

ほかにも、徳島の特産品・藍染で使う大きな藍甕や睡蓮鉢なども大谷焼ならでは。

 

■大谷焼を体験

大谷地区にある窯元では陶芸教室を開催していて、誰でも気軽に体験できます。

その一軒が「大西陶器」さん。大正8年創業、今年で100周年です。

現在の工房は平成26年に新しくオープン。

ギャラリーも併設されていて、茶器をはじめ普段使いできそうなお皿やカップ、小物、箸置きなど様々な作品が並んでいます。

深みのあるブルーや淡い色あいの釉薬など、素敵ですよね!

NHK徳島放送局でアナウンサーをしていた時、大西陶器さんの陶芸教室に通っていました。

ある時はロクロで。

ある時は手びねりで。

一人で静か土いじりに没頭したり、職場の同僚や友人と一緒にお喋りをしながら楽しく作ったり。

 

私が陶芸で良いなぁと思うところは、作って楽しいこと。

そして、完成した器を使ってさらに楽しめること!

自分で作った器でお茶を飲んだり、ご飯を食べたりすると、いつもの食卓がちょっと豊かになるような気がします♪

 

■大型連休に大谷焼の窯元巡りはいかが

ところで、陶芸や大谷焼になかなか触れる機会がない方もいらっしゃると思いますが、気軽に体験できたり、普段より安く作品を購入できたりするイベントが大型連休に開かれます。

「大谷焼の里スプリングフェスタ」。

4月27日(土)~29(月・祝日)の3日間、鳴門市の大谷焼の里で開かれます。

 

「平成25年の大谷焼の里スプリングフェスタにて」

 

大谷焼の各窯元の商品が全て割引になるほか、絵付け体験の割引や電動ロクロの無料体験、窯元を巡るスタンプラリーなどが行われます。

大谷焼の里を巡りながら、気軽に陶芸に親しみ、お気に入りの一品を見つけてみませんか?

この機会にぜひ訪れてみてください♪

 

「大谷焼の里スプリングフェスタ」について詳しくはこちら

https://peraichi.com/landing_pages/view/ootaniyaki

 

 

 

↓ 小坂アナウンサーのプロフィールはこちら

アナウンサー紹介

愛知県豊田市出身。フリーアナウンサー。香川県、石川県、徳島県のNHKや民放で夕方ニュース番組のMCなどを担当。郷土の食や自然、スポーツ、伝統工芸など幅広くリポート。ナレーション、インタビューの他、イベント・婚礼司会の経験も豊富。また、船好きが高じて1級小型船舶免許、小型特殊船舶免許を取得。趣味はフルマラソン、寄席で落語や講談を聴くこと。