【山口県】琴崎八幡宮の映える「風鈴まつり」と日本一の○○!

さて、まだまだ暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか？新型コロナウイルスの影響で県外への旅行は難しい今年。
近場のお出かけでも3密を避け、マスクが欠かせません。

山口県内にお住まいの方には新型コロナウイルス対策をしながらぜひ訪れてほしいですが、遠方にお住まいの方には、なかなか今すぐ「ぜひ山口県に遊びに来てください～！」と言える状況ではないので、少しでも画面を通して涼と癒しがお届けできれば、そして自由にお出かけができる日常が戻った時にぜひ行ってほしい、フォトジェニックな夏のお祭りをご紹介します。

それが、こちら！

私の地元、山口県宇部市にある琴崎八幡宮の「風鈴まつり」です。

山口県内神社の大社として知られる「琴崎八幡宮」は、859年に創建され、縁結び・安産・育児の神と、交通安全の神を祀る由緒ある神社です。

「風鈴まつり」は2018年から毎年開催されていて、今年で3回。
今年は境内の3ヶ所に、ガラスや陶製の風鈴が飾られています。

飾られている風鈴の数はおよそ1800個あるそうですが（8月20日時点）、参拝者が短冊に願い事を書いて飾り付けられる祈願用の風鈴もあるため、お祭り最終日までにはまだまだ増えそうです。（持ち帰り用の風鈴も用意されています。）

新型コロナウイルスの影響で各地のお祭りが中止になる中、この「風鈴まつり」も中止が検討されましたが、風鈴の清らかな響きは禍を祓う力があると信じられてきたこともあり、神社ができること、果たすべき役割は何なのかを熟慮したうえで、例年通り開催することを決めたということです。
（新型コロナウイルス対策もされていて、手水でのお清めは中止。アルコール消毒液が置かれていました。）

毎年SNSでもフォトジェニックな風景が話題になるこのお祭り。
私が行った時もカメラを持った人がたくさん来ていましたよ。

太陽の光の差し込み方や風の吹き方で表情がころころと変わる風鈴たちは、写真でとってももちろんきれいなのですが、動画でとるのもまたおすすめです!

琴崎八幡宮の「風鈴まつり」は9月6日まで開催されています。

夏にこの「風鈴まつり」が開催される「琴崎八幡宮」は、実は夏以外もテレビでたびたび紹介されたり、観光バスのツアーも組まれたりと、とても人気のある観光スポットになんです。

その秘密は…
「お守りの種類が日本一多い神社」だということ！
お守りが買えるのは2017年に完成した立派な御守授与所。

この建物の中に所狭し並んだお守りは現在859種類もあるというから驚きです。（2020年8月20日時点）

定番の縁結びや交通安全はもちろんのこと
部活の勝利を祈願する部勝守（部活守り）は、野球やサッカー、テニスなど16種類の部活のお守りが用意されていますし、
それぞれの制服などをモチーフにした消防士安全守、自衛官安全守、海上保安官安全守、用紙のA5サイズほどの大きさもある安産御守（特大）、
押すとピーピー音のなる「すこやか守」、女性人気の高そうな「女子力向上守」「健康美脚守」など、さまざまな願い事に応じたユニークなお守りが取り揃えられています。

お守りを企画し、デザインなども考えている権禰宜（ごんねぎ）の藤野勝也さんによると、琴崎八幡宮に来た際に何か楽しんでいただけるものがあればという思いから、日本一多いお守りの種類を置くようになったということです。
参拝者から寄せられた希望や藤野さん自身がほしいなと思ったものなどを元にデザインもこだわって、新作のお守りを毎年開発しているそうです。

すでに来年（2021年）置かれる新作のお守りも発注しているということで、来年の初詣ではおよそ880種類のお守りが並ぶ予定です。

見ているだけで楽しい色とりどりのお守り。
種類がありすぎてどれにしようか迷うかもしれませんが、きっと皆さんそれぞれにぴったりのお気に入りのお守りが見つかるはずです！

お守りの種類日本一、そして夏はフォトジェニックな「風鈴まつり」が開催される、見どころ満載の「琴崎八幡宮（山口県宇部市）」。
また安心して過ごせる日々が戻ったときにはぜひ多くの方に訪れてほしいと思います。

琴崎八幡宮公式サイト