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よんなな プロジェクト

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【福井県】全国で一斉にサプライズ!希望の光を夜空に

目次

みなさん こんにちは。福井県出身、在住の福井テレビリポーターで、フリーアナウンサーの土井梨津子です。
7月の大雨で、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された方々にも心よりお見舞い申し上げます。

 

すごいぞ!青年の力

2020年7月24日。
本来なら“東京オリンピック”が華々しく始まり、人々は熱狂し、感動に包まれるはずでした。

年明けから日本を襲った「新型コロナウィルス感染症」の拡大。すぐにおさまるだろう・・・誰もがそう思い、ここまでの深刻な状況を、誰が想像できたでしょうか。
コロナ禍で、本来行われるはずのイベントや、花火大会が軒並み中止になり、いつもと全く違う日々を過ごしています。
そんな日本を少しでも元気にしたいと、公益社団法人日本青年会議所が、全国にある青年会議所へ呼びかけて、みなさんへサプライズをしました。

青年会議所は、47都道府県、692の地域に存在しています。
それぞれの地域の会員は、地域のために、そして日本のために、市民の先頭に立って活動しています。

私たち青年会議所が仕掛けたのは・・・

「2020年7月24日から新しい日本が始まる予定でした。このような状況になった今、もう意味は失ってしまったのでしょうか。7月24日が始まりの日であることには変わりません。だからこの日に始まりの合図が必要です」

全国にある青年会議所のメンバーの想いの元、2020年7月24日20時に全国約120か所で、一斉に花火を打ち上げました。

「はじまりの花火」です。

私の所属する、公益社団法人武生(たけふ)青年会議所も、同じくはじまりの花火を打ち上げました。

 

雨にも負けず

密を避けるため、事前に場所の告知はせず、打ち上げることのみ発表していました。
交通整備を手伝った私は、見る人はどんな気持ちになるだろう。
喜んでくれるかな。
と、想像するだけでワクワクし、雨が降っていることも気になりませんでした。

写真:花火打ち上げ場所で念入りな打ち合わせ中の土井(左から2番目)と青年会議所メンバー

いよいよ打ち上げの時間。
どこからともなく集まってきた市民の皆さん。
間隔を保ちながら、夜空を見上げます。
空からは大粒の雨が降っていました。
雨音だけが響く中。

ヒューーーーーーードーーーーーン!!!

 

笑顔の花

打ち上げた花火は10発。
たった3分間という、短い時間にどれだけの人が夜空を見上げたでしょうか。

私には、あの花火がこの暗くなってしまった世界に差した、希望の光にしか見えませんでした。
翌日には、全国ニュースでも取り上げられ、各地で見てくれた方々の笑顔が咲いていました。

「はじまりの花火」を合図に、この日から新しい日本が始まりました。
みなさんは何をスタートさせましたか?

小さなことでもよいのです。
少しずつ前を向き、少しずつ進みましょう。
新しい考え、新しい暮らし方、働き方、学び方、買い方、遊び方など、みなさんが思えばすぐにでも新しい自分になれるのです。

何を始めたらいいかわからない。
という方も、皆さんの街を見てください。
青年会議所のメンバーがその方向を指し示してくれます。

そして、私たち女子アナ47も、みなさんの地域がより元気になるよう、みなさんが前向きになれるように「声」を通して地域の魅力を伝えていきたいと思います。

「コロナであんまどこもいけんけど、福井にも来とっけや~」福井弁です。(コロナであまりどこにもいけないけど、福井にもきてね)。

 

アナウンサー紹介

特技:最後までノー台本 ミス福井準グランプリ モデル・タレントとしても活動中です。クラインアントからのご指名も多数いただき、イベント・式典・神事等幅広い分野の進行が可能です。「把握力ストレッチ」でみなさんの人生を豊かにすることを目的に講師としても活動中です。言葉の力で皆さんの心をぽかぽかにします。