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よんなな プロジェクト

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雪合戦は遊びじゃない・・・スポーツだ!~長野~

目次

こんにちは。
長野県、静岡県担当の大下佳菜です。
家で過ごすことが多い今年の冬。
普段からあまり運動はしていませんが、歩くことも少なくなり運動不足です。

信州で過ごしていた時には、ウィンタースポーツを楽しんでいました。
スキー、スノーボード、スケート、スノーシュー、そり・・・そして雪合戦!

 

 

熱い思いをぶつけ合う

え?雪合戦?
雪を丸めて投げ合うだけじゃないの?
なんて思った方もいらっしゃるかと思います。

でも雪合戦はルールも決められているスポーツ、競技なんです。

スポーツ雪合戦の始まりは町おこし。
日本雪合戦連盟によると、およそ30年前に北海道で雪合戦の大会がはじめて開かれました。
その後、日本各地で大会が開催されたり、海外でもイベントが開かれたりと、日本全国、世界に広がっていき、世界的な競技として親しまれています。

 

 

雪合戦の基本!公式ルール

ルールは簡単です。(日本雪合戦連盟の公式ルールから抜粋)

①1チーム10人。(チーム選手7人、補欠選手は2人、監督1人)
②3分セット3セットマッチ。(2セット先取)
③競技時間内に雪球を相手チームの競技者に当て、全員に当てた方が勝ち。またはチームフラッグを抜いた方が勝ち。

そしてこちらが雪合戦のコートです。


白い箱のようなものが置かれているのが分かりますか?
これはシェルターと呼ばれる壁です。隠れて球を避けることができます。
私が新人時代を過ごした長野県でも毎年大会が行われています。
長野県の東部に位置する佐久市の望月少年自然の家には雪合戦専用のコートが常設されていて、取材でお邪魔しました。

 

勝つために大切な○○作り

投げる雪球は、直径7cm。
制限時間内に、自分たちで作ります。
この雪球作りが雪合戦で勝つために重要なんだそうです。
丸くて丈夫な雪球をいかにたくさん作れるかがポイント。
欠けていたり、崩れてしまったりしていると、その球を投げることはできません。


使うのは、たこやき器のような形をしたプレス器。
片方のパックに雪を盛って、もう一つのパックでそれを押さえつけます。
すると、丸い雪玉を作ることができます。


力を必要とする作業で、雪球作りでへとへとになってしまいました。

 

 

大人も夢中になる!雪合戦の魅力

雪球は重く硬いため、ヘルメットをかぶって試合に臨みます。


雪合戦の魅力は、雪球を投げ、相手に当てて、アウトにすること!
ですが、遠くへ飛ばす力もコントロールもない私は、シェルターに逃げて隠れるだけでゲームが終わってしまいました。
氷点下での雪合戦でしたが、じんわりと汗を書いたほど。
とてもいい運動になりました。

今年は新型コロナウイルスの影響で各地の大会は中止、そして雪が多く大変な地域もあります。
来シーズンこそ、思いっきりウィンタースポーツをそして雪合戦を楽しめますように。

女子アナ47のメンバーを誘ってチームを作ってみたい!
なんて密かに思っています。

 

 

アナウンサー紹介

NHK長野放送局、NHK静岡放送局でキャスターを9年務める。ニュース、中継、リポーター、ラジオパーソナリティなど幅広く経験。好きな仕事はロケハン(ロケーションハンティング)!各地を訪ね歩き魅力を探して伝えるコーナーを担当し、紹介した市町村は95。「恋をするように取材をする」がモットー。旅・グルメ・体験リポートが得意。出身はお茶畑が広がる静岡県。また中学生の時に台湾で過ごし台湾茶に触れたことからお茶の魅力に引き込まれる。趣味はミュージカル鑑賞。0歳児の育児に奮闘中!