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大阪発祥!!「スパイスカレー」の魅力にせまります

目次

まいどおおきに!
大阪出身、元NHK大阪放送局の石田鮎美です。

みなさん、大阪発祥の「スパイスカレー」をご存知でしょうか。
最近は東京もスパイスカレーのお店がたくさんあるんですよ!

実は私は辛い食べ物があまり得意ではないのですが、スパイスカレーは大好き。
大阪ではいろんなお店を巡っていました。

今回は、私が愛してやまない、大阪発祥スパイスカレーの魅力をお伝えします!

 

 

スパイスカレーの定義って?

スパイス、と聞くと辛そうなイメージを持たれるかと思いますが、
「辛い=スパイスカレー」ではありません。
マイルドなものがあったり、お出汁がきいたものがあったり。

スパイスカレーの定義って実はかなり難しいんです。
お店によって、使うスパイスも具材もそれぞれ。

でも一般的に多いのは、
・欧風カレーのようにドロッとしたものではなくサラサラ(小麦粉を使っていないものが多い)
・様々なスパイスと、お出汁で作る
・野菜やアチャール(インドのお漬物)がトッピングされている
・ナンではなくライスで食べる

うーーーん。

とにかく、お店の人がスパイスカレーだと言えばスパイスカレーなんです。笑

 

 

私がカレー沼にハマったきっかけ

大阪にはスパイスカレーのお店が本当に多くて、毎日行列ができるお店も。

私が初めてスパイスカレーと出会ったのは、
寺田町にある「カレーちゃん家(ち)」。
その名の通り、カレーちゃんが営むお店です。

カレーちゃん家はレトロな銭湯の前にあります。
店主のカレーちゃんはとっても素敵な女性なのですが、そんなカレーちゃんが作るカレーがもうめちゃくちゃ美味しい!

私、取材に行くたびに食べてました。
放送までの期間、10皿近く食べたんじゃないかな。笑
放送後、夫を連れて食べに行くと、夫もドハマリ。
休みの日は2人で大阪のカレー屋さん巡りを楽しんでいました。

カレーちゃん家のカレーは素材の旨みを引き出して、数種類のスパイスとお塩のみで味付けしています。
シンプルで優しいカレーです。

カレーちゃんはインドに留学をしていたときに、
日本人がお味噌汁を飲む感覚でインド人がカレーを食べる姿を見て、
「お味噌汁のように毎日食べたいと思ってもらえるカレーを作りたい」と思ったそうです。

ほんと、毎日食べたい。
今これを書きながら猛烈に食べたくなってる。

 

 

東京でもブーム?!

大阪ではかなり幅を利かせているスパイスカレーですが、
今、その波は東京にも押し寄せています!

そう!!下北沢がカレーの聖地になっているんです。

その立役者と言っても過言ではない、
「旧ヤム邸シモキタ荘」。
旧ヤム邸は、カレー好きの関西人なら知らない人はいない名店なのです。
大阪には3店舗あるのですが、2017年7月に東京進出を果たしました!

私はNHK大阪放送局で働いていた頃は、局の近く、谷町六丁目に住んでいたのですが、家から徒歩5分のところに「旧ヤム邸 空掘店」があったんです。

はい。かなり通い詰めました。

ヤム邸のカレーは結構スパイスが効いていてクセがあるんです。
これがもう一回食べたらトリコになっちゃうんですよねぇ。
下北沢の店舗も、もう何十回も通っております。

スパイスカレーはお店によって見た目も味も何もかも違っていて、それが面白い。

「よそとは違う、オリジナルの味を出したい」という大阪人の気質が、スパイスカレーを流行らせたのでは?!
と思います。

個性出してなんぼですから。

私もスパイスカレーを見習って、ひとクセある、
一度出会ったら忘れられない女性になりたいものです。

 

 

アナウンサー紹介

大阪出身。地元であるNHK大阪放送局などNHKで8年間報道番組に出演。全国放送での「ニュースキャスター」や「中継リポーター」を数多く経験し、度胸と臨機応変さを身につけました。現在は東京在住。フリーアナウンサーとしてイベントMCやナレーション、企業VPなど幅広く活動中。一児の母でもあり、子育てを通じて「絵本」の魅力を改めて感じ、YouTubeで「アナウンサーが読む絵本」を配信中。撮影、編集にも挑戦。また、防災士の資格をいかして、防災に関する動画も制作。