2020.11.02
初めまして!
栃木県出身の草野茜と申します。
私はNHK岐阜放送局、NHK和歌山放送局、NHK宇都宮放送局で、キャスターやリポーターとして勤務していました。
地元の栃木県はもちろん、勤務した和歌山県と岐阜県に、とても愛着があります。
これからも地域の魅力を発信していきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回は、和歌山県の特産「みかん」の話題をご紹介します。
こんなに簡単! 和歌山県流 みかんのむき方
和歌山県が全国一の収穫量を誇るみかん。
今の時期、皆さんの食卓にも、みかんが並ぶ日が、徐々に増えてきているのではないでしょうか。
ところで、皆さんは、どのようにみかんをむきますか?
私は以前、この写真ように、むき終わった状態が皮が花びらのお花のように、むいていました。
このようにみかんをむいているという人、多いのではないでしょうか。
和歌山県には『有田むき』や『和歌山むき』と言われる、みかんのむき方があります。
和歌山県のみかんの生産者が、収穫する時にこのむき方で味見をしていたことから広まったのではないかと言われている方法で、驚くほど簡単にみかんをむくことができるのです!
まずは、ヘタのない方から、実ごとサクッと半分に割ります。
みかんが潰れてしまいそう、と思うかもしれませんが、大丈夫ですよ。
このとき、完全に2つに割れてしまわないようにします。
さらに、このみかんを4等分にします。
実を、ヘタのある方の内側から皮から実を外していけば・・・もう食べられます!
むき始めてから実を口に入れるまで、時間を計ってみたところ、なんと、5秒もかかりませんでした!
以前のむき方だと15秒程なので、そのスピードは3倍速!?
すじがきれいに 取れる! 実に触れず 手も汚さない!
このむき方、ほかにも良いことがあります
ご覧の通り、白い筋もきれいに取れるのです。
さらに、皮を持ったまま、実に触れることなく食べることもできます!
手も汚さずに食べられて、衛生的ですよね。
もう 元のむき方には 戻せない
私は「有田むき」を知ってから、あまりにも理に適った良いむき方なので、
元のむき方に戻せなくなりました。
そのためか、みかんを必要以上に食べてしまうことも……(笑)
でも、ビタミンCが豊富ですから、特にこれからの時期、風邪予防にもぴったりですよね!
皆さんも今度みかんを食べるとき、和歌山県流のみかんのむき方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。