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夏に食べる〇〇?!福井県で地元のみんなに愛される味をご紹介

目次

こんにちは。
福井県出身・在住のテレビリポーターでフリーアナウンサー、最近は「把握力ストレッチ」の講師としても活動中の、土井梨津子です.

窓の外はしんしんと雪が降っています。
本格的な冬の到来です。
早めにスノータイヤに交換しておいてよかった!!!

福井県の冬のスイーツの定番といえば、「水ようかん」です。
家族でこたつに入ってひんやりした水ようかんを食べることは、どこの家庭でも見られる風景。
温かい部屋で、ひんやり冷えた水ようかんの触感は癖になります。

今回は、もう一つお勧めのスイーツをご紹介します。
季節を問わず楽しめますが、私の住む越前市では、これは夏によく食べます。

 

 

夏に食べる〇〇!?

暑い夏に食べるものと言えば、アイスクリームやかき氷ですよね。
私の住む福井県越前市は、お餅を食べるのです。

え!?お餅??
お餅はお正月じゃないの?
と聞こえてきそうですが、お餅はお餅でも・・・
「あべかわ餅」
あべかわ餅は、つきたてのお餅にきなこと黒蜜をたっぷりかけたもの。

私の住む、福井県越前市で有名なあべかわ餅は「四季の餅 あめこ」というお店。
1782年創業(天明2年)の歴史あるお店です。

写真:越前市にある老舗の餅店「四季の餅 あめこ」

 

売り切れ必至です お早めに

この日は平日の午前中に買いに行ったのですが、その時にはもう売りきれ。
特別に作ってもらいました。
週末になると行列ができ、あっという間に売り切れになってしまうほど人気です。

写真:お店のショーケース
まだ午前中だというのに売り切れ一つ一つ手作業で作られているお餅です。

 

 

いただきます

押しつぶした竹の葉に包まれたお餅。
たっぷりの黄な粉と黒蜜が絡んでいます。
プラスチックの容器に入れられているあべかわ餅は良く見かけますが、このお店は竹の葉で包まれています。
見た目のなんだか懐かしく感じますよね。


口に入れるとほのかに竹のかおり、そしてしっとりやわらかな白餅に絡む黄な粉と黒蜜。
あっという間に口の中でなくなってしまいます。

※一包み540円
ひとつ食べたら、また一つ、また一つと食べたくなってしまいます。

餅は小さめ、柔らかくておいしい!
お盆に親戚が集まると、決まって「あめこ」のあべかわ餅をみんなで食べるのが、越前市のお盆の過ごし方です。

最近、どうしても食べたくなって、週に1度は買いに行っている私です。
友達のお宅へのお土産や、家族に買っていくととても喜ばれます。

年中、おいしいお餅をつくっている「あめこ」は昔からかわらぬ味。
これを食べると子供の頃たくさんの従妹と取り合って食べたことを思い出します。

もう天国に行ってしまったじいちゃんばあちゃんがニコニコしながら、その様子を見ていたことも懐かしいです。
お餅を食べた後は、竹の皮にたっぷりついている黄な粉を黒蜜を割りばしできれいに取って食べるのも、またおいしいのです。
食べた瞬間に、子供の頃に戻れるような気がして、大好きなお店の一つです。

 

 

歴史ある福井県

このように、私の住む福井県越前市には、歴史のあるお店がたくさんあります。
またブログで紹介させていもらいますね。

みなさんの地域にはどんなお餅がありますか?おすすめがあれば是非教えてください!

ちなみに福井県は、正月に飾る鏡餅や、丸餅は、自宅で作る家庭も多いですよ。親戚、家族総出で、餅を丸める。形もちょっといびつですが、それもまたおいしさの秘密です。
我が家も年末には恒例の餅つきがあります。
とっても楽しみです。

冬の福井県は味覚の宝庫やで、いっぺん遊びにきとっけの。
(福井弁です 冬の福井県は味覚の宝庫です。一度遊びに来てくださいね)

 

 

アナウンサー紹介

特技:最後までノー台本 ミス福井準グランプリ モデル・タレントとしても活動中です。クラインアントからのご指名も多数いただき、イベント・式典・神事等幅広い分野の進行が可能です。「把握力ストレッチ」でみなさんの人生を豊かにすることを目的に講師としても活動中です。言葉の力で皆さんの心をぽかぽかにします。