クラゲの展示種数世界一の山形県鶴岡市立加茂水族館。
2018年から、SNSでの発信に力を入れています。Twitterは、2021年5月末時点のフォロワー数が1.8万人と、多くの人が関心を持つアカウントです。当初はクラゲ担当の飼育員・菅野響樹さんともう1人で運用していたそうですが、現在は飼育員や売店スタッフみんなで協力し、好きな画像をアップロードすることで、高い頻度の更新を実現しています。
後編では、反響のあった投稿などについてお伝えします。
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【マリヌス航海日誌】世界一のクラゲ水族館のTwitterがアツい(後編)
目次
2021.06.06
「女子アナ47マリン部~Marinus(マリヌス)~」は日本全国の海の魅力を伝えようと、メンバー有志で作られたグループです。
マリヌスは、ラテン語で海を意味しています。海の魅力、楽しみ方をお伝えするのはもちろん、海を安全に楽しむ注意点をはじめ、海を守る活動にも携わっていきたいと考えています。47発信プロジェクトや、動画コンテンツ、SNSやイベントなどを通じて、海の魅力をみなさんにお届けします。
今回は2回にわたってコロナ禍でもおうちで楽しめる世界一のクラゲ水族館のTwitterについて塩原桜がお伝えします!
展示種数世界一!神秘的な世界が広がるクラゲ水族館
これまでの人気ツイート
加茂水族館の投稿は多岐にわたります。中でも、以前投稿していた「よくある質問」コーナーの回答は6000いいねを突破。
(https://twitter.com/JELLYFISHAQ/status/1224837639779446784?s=20)
菅野さん曰く
「クラゲに一方的に愛を注ぐ様子が良かったのかもしれません(笑)」
とのこと。
また最近では、アザラシの変わった寝方の写真に、多くの『いいね』が集まりました。
(https://twitter.com/JELLYFISHAQ/status/1397083933062225923?s=20)
普段なかなか見られないこんな可愛らしい姿も、飼育員さんたちの前だと見せてくれるのかもしれませんね。
そのほかにも、他のスタッフがフォロワーの皆さんに水族館の生き物のクイズを出して回答を募るなど、皆さんで楽しみながら投稿を考えているようです。
菅野さんに楽しさを聞いたところ、SNSを通してこの生き物の見て欲しいところやおすすめポイントをピックアップして発信できること、 また、投稿に対してコメントや引用リツイートで反応してくれる人もいるため、伝わったという実感があることが嬉しいとのことです。
しかし、その反面、ネタ探しには苦労することも。当初は1日最低1回投稿を目指していたため、変わったことがないか館内を無駄にうろうろしていたそうです。また、菅野さんはTwitterを更新するようになってから、いつの間にか個人で一眼レフカメラを購入していたそう。美しい写真の裏にはそんな事情もあったんですね。ぜひ、写真の綺麗さにも注目して投稿を見てくださいね。
これからの目標と皆さんへのメッセージ
加茂水族館では、Twitterを通してさらに多くの人に加茂水族館を知ってもらうことを目標に、様々な切り口で興味を持ってもらえる投稿を続けていきたいとしています。フォロワーの皆さんには
「好きなように楽しんでいただけたら」
と話し、Ttwitterを通じて、水族館の日常を感じ取ってもらいたいといいます。たとえ近くに住んでいても、毎日水族館に行くことは難しいですが、菅野さんは「特に、コロナ禍で遠出することができない方が多いと思いますので、当館のTwitterを見て少しでも思い出していただけたら嬉しいです」
と話してくださいました。
水族館スタッフの思いとかわいい画像、学べる知識もたっぷり詰まった加茂水族館のTwitter、ぜひご覧くださいね!
現役局アナウンサー。埼玉県のニュースキャスターを務めながら自ら各地に取材にも赴き、特番やCM、情報番組内のナレーション、リアルイベントのMCなどを経験。また、インターネットサービスやITに興味津々。SNSは呼吸。視聴者と配信元をリアルタイムでつなぐ橋渡し役として双方向のweb生放送の進行も数多く経験。また、食べることが大好きで、特に白ごはんとかき氷、ラーメンをこよなく愛しています。