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よんなな プロジェクト

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【福井県】1500年の歴史を持つ越前和紙の魅力とは?

目次

 みなさんこんにちは!福井県出身・在住のフリーアナウンサーで、福井テレビのリポーター、最近は自分で選択し行動できる人を育てるためのカリキュラム『把握力ストレッチ』の講師として活動中の土井梨津子です。私のオリジナルコンテンツのホームページが完成しましたので、是非こちらもご覧ください。
今回は、福井県の伝統産業・越前和紙が〇〇に変身!?贈り物にもぴったりな素敵な和紙商品をご紹介します。

自然豊かな福井県の伝統産業

 福井県は海や山に囲まれた自然豊かな県です。日本海と緑がいっぱいということは、水も空気ももちろんきれいです。自然が豊かなところには伝統産業が生まれ、盛んになります。私の住む福井県越前市でも、打ち刃物や越前タンス、越前和紙など多くの伝統産業があります。それも職人の手で一つ一つ丁寧に作られ、心のこもった作品です。今回は伝統産業の一つ、『越前和紙』の魅力に迫ります。

越前和紙
【福井県観光協会HPより】

越前和紙で手作り!感動の卒業アイテム

 みなさんは越前和紙に触れたことがありますか?小学生の時に書道を習っていたのですが、その時清書をする際は越前和紙を使っていました。生産地である旧今立町(平成の大合併で武生市と今立町が合併し、現在の越前市となりました)の小学校では、毎年卒業シーズンになるとその年の卒業生が自ら紙を漉き、卒業証書の製作をします。冷たい水で紙を漉く作業はとても厳しいですが、完成した自分だけの卒業証書には、6年間の思い出がぎっしり詰まっていて感動しますね。また、子でもたちが1500年続く伝統に触れることで、地元・福井県を知ることもできます。

プレゼントに和紙のお花はいかが?

 茶道では、茶菓子を食べる際に懐紙という和紙を使用します。最近は懐紙にも柄が書いてあり、メモにも使える優れものなんですよ。しかし、普段はなかなか和紙を手に取ることはないかもしれません。
そんな方にお勧めしたいのは、和紙でできた『フラワーボックス』です。こちらは全て和紙でできています!

越前和紙で作ったフラワーボックス
【画像:越前和紙のフラワーボックス】
表面がぼこぼこしていたり、色が違ったりと、同じ越前和紙でもこんなにも表情が違うのだと驚きます。色は赤と紫があり、プレゼントにも最適です。和紙を自分が使うのではなく、見て楽しみ、伝統を感じることができます。ホームページからも見ることができますので是非ご覧ください。
山岸和紙店オンラインショップ:https://store.washism.com/

守りたい伝統産業

 伝統産業が盛んな福井県越前市ですが、高齢化が進み後継者不足も大きな問題となっています。最近は機械で紙を漉くことも増えましたが、熟練の職人の勘に勝るものはありません。

紙漉きの様子
【画像:福井県観光協会HPより】
この美しい伝統産業を絶やすことなく、次の世代に繋いでほしい。この記事をきっかけに越前和紙の魅力を少しでも多くに人に知ってもらい、使ってもらえたらと思います。

福井へ遊びに来ておっけの!

 越前和紙の里では紙漉き体験も行っています。
越前和紙の里ホームページ:https://www.echizenwashi.jp/
越前和紙のフラワーボックスはこちらの山岸和紙店のオンラインストアで販売しています。懐紙や和紙タオルもありますので、ぜひご覧ください。

山岸和紙店の店主
【画像:山岸和紙店の店主】

「私の住む福井県越前市には、ぎょーさん伝統産業があるんやって。いっぺん遊びに来ておっけの(福井弁)!」
訳:私の住む福井県越前市には、たくさんの伝統産業があります。一度遊びに来てくださいね!

アナウンサー紹介

特技:最後までノー台本 ミス福井準グランプリ モデル・タレントとしても活動中です。クラインアントからのご指名も多数いただき、イベント・式典・神事等幅広い分野の進行が可能です。「把握力ストレッチ」でみなさんの人生を豊かにすることを目的に講師としても活動中です。言葉の力で皆さんの心をぽかぽかにします。