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【福島県】お箸不要!ネギでそばを食べる福島名物とは

目次

 宮城県出身、元福島テレビアナウンサーの宍戸真詩美です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は仕事の時以外、ほとんど家で過ごしています。ステイホーム中、過去の写真を振り返り、旅行気分を味わっていました。
そこで今回は、福島県に住んでいた時には行けなかった、会津にある『大内宿』についてご紹介します。東京からは車でおよそ3時間の場所です。その『大内宿』には変わったお蕎麦があり、見た目にも食べ方にも驚かされました。

福島県南会津にある大内宿

 大内宿は江戸時代、会津若松と日光を結ぶ街道の宿場町でした。現在も茅葺屋根の民家が建ち並び、さらに紅葉の時期や雪景色など四季折々の美しい光景が広がります。そして昭和56年(1981年)には、重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。
私が行った6年前は、多くの観光客でにぎわっていました。『大内宿』は人気の観光スポットの一つで、東日本大震災前はおよそ100万人の観光客が訪れていました。実際に歩いてみると、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができます。およそ400年の時を経ても残る伝統的な茅葺屋根の民家が30軒以上並ぶ姿は圧巻です。
福島県会津にある大内宿

名物のネギそばとは!?

 さて、大内宿の名物は、お箸を使わずネギ1本で食べる蕎麦『ネギそば』です。『ネギそば』誕生の由来は、昔、お祝いの席や徳川将軍への献上品だったため『切る』というのは縁起が悪いとされ、ネギを切らずにそのまま使ったのが始まりだという説があります。
名物『ネギそば』を注文すると薬味なども一緒についてきました。お箸代わりのネギは、食べながらお蕎麦をいただくそうです。
大内宿の名物“ネギそば”ネギでそばを食べる。もちろん初めてのことです。不器用なため、うまくネギでお蕎麦をすくうことができず、私はやむを得ず割りばしでいただきました。

福島県の復興シンボルキャラクター『キビタン』

 ところで、福島県の復興シンボルキャラクターの『キビタン』をご存じでしょうか。福島県の鳥『キビタキ』がモチーフで1995年(平成7年)に誕生したキャラクターです。8月21日はキビタンの誕生日。新型コロナウィルスの影響で、今年は誕生会を開催することができなかったそうです。それでも、たくさんのお祝いメッセージが届いたようで、福島県のホームページにあるキビタンの部屋で見ることができます。
福島県の復興シンボルキャラクター”キビタン”キビタンは福島県の顔といっても過言ではないので、ぜひ探してみてください。私は先日、駅でキビタンを発見しましたよ!県外への移動が難しい時期が続いていますが、落ち着いたらぜひ歴史を感じながら、福島県の大内宿を散策していただきたいです。
【大内宿観光協会】https://ouchi-juku.com/
【公共交通機関でのアクセス】湯野上温泉駅からバスで約20分
【車でのアクセス】磐越自動車道「会津若松I.C」より車で約55分

アナウンサー紹介

杜の都仙台で生まれ育ちました。高校生の時にヒーローショーのお姉さんを始めたのを機に、喋りの仕事に携わって早15年以上経ちました。地元仙台にてモデル、テレビリポーターとして10年以上活動。生放送や情報番組キャスター経験など出演経験豊富です。モータースポーツが好きなので、私自身ずっとスポーツカーに乗っており車関係の仕事を得意としています。現在は、物件紹介リポーターを中心に、モデル、MCとして東京で活動しています。宜しくお願い致します。