【オリンピック】『東京』のフィンランドで“TEAM FINLAND”を身近に

Moi （モイは、フィンランドの挨拶です）！スポーツキャスターの木村彩乃です。私が趣味で楽しんでいるモルックは、フィンランド発祥のスポーツです。モルックに関する記事も掲載していますので、ぜひご覧ください。
フィンランド大使館内での見学ツアーは「オリンピックを感じられる！？」という噂を聞き、先月行ってきました！

　フィンランド大使館は、東京都港区の閑静な住宅街にあります。
2020年秋、大使館の敷地内に『メッツァ・パビリオン』が開設され、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中、フィンランド代表チームのパートナーハウス“Home of Finland”としての役割を果たしています。完全事前登録制の見学ツアーがあったので、私も行ってきました。

　フィンランドナショナルチームのロゴが書かれた貴重なマスクを頂き、フィンランドの自然の消毒液を使用した後、いよいよツアースタートです。約1時間のツアーで、文化・生活・食・テクノロジー・企業等について実際に見たり聞いたり質問したりし、色々と知ることが出来ました。
私が楽しみにしていた東京2020関連は、実際に選手が着ているナショナルチーム公式ユニフォームの展示がありました。フィンランドならではの白・水色のお洒落なパーカー、ティシャツ、パンツの他、とっても可愛いワンピースもあったので、記念に写真を撮らせて頂きました。

　また、オリンピック、パラリンピックのオリジナルポストカードが2種ありました。1枚は愛称の『ノーザンスターズ』、もう1枚は『成功はあなたのもの！』という力強いメッセージ付き。裏面には『フィンランド人と一緒に幸せを感じましょう』と書いてありました。素敵なメッセージですね。
ポストもあったのでその場で書いて投函すると、可愛いムーミンの切手が貼られて届き、帰宅後もフィンランドを感じ、癒されました。kiitos！(「キートス」はフィンランド語でありがとうの意味)私は記念に欲しくてつい自分に送ってしまいましたが、フィンランドでは今でもポストカードを送りあう事が多いそうですよ。

　フィンランドからは46名の選手がオリンピックに出場予定です。
佐賀県佐賀市では、フィンランド代表選手団（陸上競技、ボクシング、レスリング、バドミントンなど）が事前キャンプを行いました。佐賀市内の生徒たちがチームへ送った絵ハガキやメッセージカードが飾られていました。みんなのエールが届いたのか、陸上・女子800m準決勝でフィンランド記録が更新されたり、女子ボクシングもリオに続いてメダルが確定したりと、大活躍です！
北海道壮瞥町では、競歩の代表チームが事前合宿を7月31日まで行っていました。競歩の選手たち7名が出場予定の競歩競技は、札幌で8月5～6日に行われます。フィンランド大使館のツイッターでは、こういった情報をいち早く知ることができ、私も楽しませてもらっています。

　サステナブルな建物は、木の香りに包まれていて、シンプルでありながらパワーを感じられる空間です。フィンランド人は、服よりもインテリアにこだわるらしく、机・椅子・壁、どこもかしこもおしゃれでした。
また、スイーツアナウンサーとしてヨーロッパへ取材に行く事も多いのですが、フィンランドのお菓子は初めて見るものも多くあり、とても新鮮でした。コーヒー世界一の消費量というのも意外でした。また、モルッカーとしては、本場のサウナ模型を見られたのも嬉しかったです！
コロナが落ち着いたら、ホストタウンの皆さんにもこのツアーに訪れてほしいですし、私もフィンランドを参考に、全国でモルック＆サウナを楽しむ地方創生イベントを開催したいです！
【Home of FinlandのFacebook】
※新型コロナウイルスの急な感染拡大につき、ツアーは一旦停止しております