湘南在住の高柳美枝子です。今年の茅ヶ崎市は15年ぶりに開催されたサザンオールスターズの凱旋ライブを追い風に、聖地巡礼の観光客で賑わっています。茅ヶ崎在住の私もこれを機に、サザンの名曲で聖地巡礼コースを作ってみました。
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よんなな プロジェクト
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あなたは何曲知っている?サザンの名曲で聖地巡礼をしてみた【神奈川県】
目次
2023.11.15
「希望の轍」エボシライン
“遠く遠く離れゆくエボシライン”
エボシラインという名前の道は存在せず、湘南ビーチ沿いの国道134号線を桑田さんがエボシラインと名付けた、と言われています。エボシ岩を眺めながら走れるこの道はとても爽やか。ドライブやランニングにおススメですよ。
ちなみに、JR茅ヶ崎駅の発着メロディも「希望の轍」。茅ケ崎市の商工会青年部が署名活動を行い、採用されたという逸話が。
「チャコの海岸物語」エボシ岩
“エボシ岩が遠くに見える 涙溢れてかすんでる”
桑田さんにとって「湘南海岸=エボシ岩」なのかもしれませんね。エボシを漢字で書くと「烏帽子」。とんがり帽子を普通に撮影すると岩は小さく…。聖地巡礼ファンも、撮影には苦労しているようです。
おススメは「ラチエン通り」まで行き、開高健記念館の付近から撮影する方法です。この辺りから海を見ると、両脇の街路樹が額縁効果を発揮し、岩が巨大に見えます。ぜひ一度挑戦を。
「LOVE AFFAIR 秘密のデート」シーガーディアン
“シーガーディアンで酔わされてまだ離れたくない”
横浜のホテルニューグランド。1階のバーが「シーガーディアンⅡ」です。神奈川県民にとっても、このバーは憧れの的。歌の主人公は何を飲んだのでしょうね。このクラシックホテル。実は終戦直後、アメリカのマッカーサー元帥が宿泊し、このバーでマティーニを注文したことでも有名です。マッカーサーの舌を唸らせたそのレシピが後世に伝わり、「マティーニニューグランド」として、今も注文できます。当時使用したスプーンなどもまだ保管しているとか。
「鎌倉物語」日蔭茶屋
“日蔭茶屋ではお互いに声をひそめてた”
「ザ・鎌倉」という風貌、格調高さが際立ちます。もちろんティータイムでも十分に満喫できますが、慶事でのお食事利用の来店客が目立つのも頷けます。眼福メニューが次々と出てくる和の老舗。聖地巡礼の中にこんな場所を加えてみては?
番外編:サザンの熱烈ファンが開いたカフェでサザン愛を語ろう!
東京在住だった店主が「サザン好きが高じて茅ヶ崎に開店した」という、伝説の「サザンカンフォートカフェ」。サザンビーチの向かいで、一際爽やかな雰囲気を放っています。店内はサザンに関する写真とグッズが所狭しと飾られ(トイレの中まで!)、溢れるサザン愛はメニューにもしっかりと反映されています。私のおススメは手描きワッフル。もう芸術作品と言えるでしょう。
特に原由子さん・・・雰囲気がそっくりで食べるのがもったいないくらいでした。皆さんもぜひ、サザンの歌を聴きながら茅ヶ崎を散策してみて下さいね。
ブルームバーグテレビでリポーターとプロデューサーを兼任し、世界の金融経済情報や日本の政治情勢を伝えた。自身の単独インタビュー相手には麻生太郎氏、石破茂氏、故塩川正十郎氏など政界の大物が名を連ねる。「放送は一般庶民のためにある」との思いからテレビ宮崎に転職し、同局のアナウンサーとして、得意の報道以外にもバラエティー番組やドキュメンタリー番組にも出演。フリー転身後は、マレーシアやドイツなど日本と海外を行き来しながら活動を続けている。